3つの名城を巡る南ドイツ旅行 最終回 ☆ ノイシュバンシュタイン城とヴィースの巡礼教会 | 中野田500へいらっしゃい ☆ アメブロ版

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悲しいことに観光は最終日
まず目指すは、南の街フュッセンにあるノイシュバンシュタイン城。
このツアー最大の目玉で、知名度も高く、ドイツ観光では必ず名前が挙がる。
シンデレラ城のモデルになった城だね。


南下するにつれ山が近くなり、丘陵や牧草地が現れ、牛、馬の放牧が見られるようになってきた。
癒やされる〜
この長閑な風景を見ているとスイスとか行ってみたくなる。


平原の向こうの小山に城が見えてきた。
ここから数km先はもう隣国オーストリアだ。


バスの駐車場からはホーエンシュヴァンガウ城が見えた。
バイエルン国王のマクシミリアン2世のお城で、彼はノイシュバンシュタイン城を作ったルートヴィヒ2世のお父さん。
この城も見学したかった。


駐車場のすぐ近くにあるアルプ湖
澄んだ水とアルプス山脈からマイナスイオンが溢れてる。

駐車場から城の近くまではシャトルバスで行く。
馬車で行くこともできてこれは楽しそう。
歩いて行くこともできるがこっちは大変そう。
もっとも冬場に雪が降れば、徒歩か馬車しか手段はないそうだ。
バスを降りると城へ向かう道と、マリエン橋に向かう道がある。





まず先にマリエン橋に向かう。
ノイシュバンシュタイン城がキレイに見える場所らしく、やはりけっこう混んでる。
しかしそこからの景色は・・・いろいろな媒体でよく見る構図だー
バックの草原と街と湖が相まって絶景感倍増!
興味はあるにはあったけれど、なるほど想像以上に美しいわ。
お金を掛けすぎて財政破綻させただけのことはある。
相方も感激してた。



歩いて城へ向かう。
この角度も見たことがあるぞ。


城を望む展望台から一枚パシャ。
ベストポジションから撮るには並んで待たないとダメ。



ホーエンシュヴァンガウ城を望む。
これも美しい。



景色だけでも見る価値あり。


あれがマリエン橋


正面入口
城内は一方通行で、出口は別にある。


入口の反対側
ここまでは無料で入れる。
城内の入場は事前予約の時間指定なので、待ってる人が多い。


入口広場の階段を昇るとここが見られる
ここも無料区画。

城内ツアーは専用ガイドがいて、ガイドレシーバーは各国の言葉に対応している。
見学はおよそ30〜40分ほどで、出口近くにギフトショップがあり、相方はエコバッグを買っていた。





城内は撮影禁止のため画像なし。
お金を掛けすぎただけあって超豪華、超贅沢な造り。
住みたいか?と言われたら・・・ん〜貧乏人には落ち着かないなぁ。。。
何より掃除が行き届かずホコリだらけになりそう。

昼食は、城から下る途中にある「シュロスレストラン ノイシュヴァンシュタイン」
メインはドイツ風ラビオリ。
それにしてもドイツの付け合わせは酸っぱいものが多い。


城へ向かう馬車
料金は高そうだけれど乗ってみたい。


駐車場に戻り、バスで次の目的地「ヴィースの巡礼教会」に向かおうとしたら、走り出してすぐに故障・・・
いろいろ交渉しているが、日曜日なので代替のバスが手配できるか微妙なところ。
もし手配できたとしても、到着は何時になるのか。。。
とりあえず公共のバス乗り場まで戻り待機。
最悪の場合、ヴィース教会を諦め、公共バスでフュッセンに向かい、電車でミュンヘンまで戻るらしい。

そんなやり取りを約1時間弱、代替のバスが30分後にやってくることに。
さすが大手旅行会社クラブツーリズム、ツアーにしておいて良かった。
ベテラン添乗員さんの機転、交渉力も素晴らしい。










予定よりけっこう遅れて「ヴィースの巡礼教会」に到着。
逆に観光客が少なくて良かったかも。

周囲に何もないところに佇む一見普通の教会だが、一歩足を踏み入れると外観とは裏腹に・・・豪華絢爛。
これでもかのロココ調。
よくもまあこれだけ派手に。。。
写真撮影はオッケーだがフラッシュは禁止となっている。



すぐ隣は牧場で大勢の牛さんが。
カワイイ〜
日本で牛といえばホルスタインを思い浮かべるが、ジャージー牛なのも可愛さをアップさせている。







ミュンヘンに戻るのが遅くなったが、中心部にある夕食会場へ。
有名なビアホール「ホフブロイハウス」
数千人収容できる世界最大のビアホール (屋内だけで1000人以上)
なにやら生演奏もやっていた。

料理は揚げたてのチキンと1リットルのビール。
ビールは食事に付いていて、黒を選んだが、時間に追われ1/4くらい残しちゃった。




さてさてホテルに戻ろうとしてもバスがやってこない。
添乗員さんが電話しても繋がらない。
とことんバス災難の日だ!
結局、地下鉄で帰ることに。
少し歩いたところに駅があり、ホテルも乗換なしの駅の近くで助かった。
海外の地下鉄は怖いイメージがあるけれど、イタリアなどに比べるとまずまず安全そう。
今回は迷彩服の軍人さんも乗っていたので安心感マシマシ。
逆に良い経験ができた。


23時頃ホテルに戻り、すぐに寝たかったけれど、明日は帰国で7時15分にはホテル出発。
荷物の整理をしとかなくちゃ。
寝たと思ったらすぐ朝で、シャワーを浴びて6時半から慌ただしく朝食。
歯を磨いたら荷物を持ってチェックアウト。
ふ〜、なんとか間に合った。



バスでミュンヘン空港へ向かう。
海外の出国手続きはハラハラドキドキ、いつまで経っても慣れない。
相方はスーツケースにバッテリーを入れたままで、預ける直前に気がついてセーフ。
これで何度目だ? (国内線では呼び出し経験あり)



無事手続きを終え、ルフトハンザのラウンジで一息。
旅行のアンケートを書いていると、添乗員さんがやってきて暫し談笑。
ドイツ最後のアルコールは白ワインにした。








ほぼ定刻通りに離陸。
帰路はルーマニアやトルコ上空を飛び、中国へ抜けるルート。
約12時間のフライトで、やはり尻が割れそうになる。
機内食は、最初がビーフシチューで2回目がチキンの甘辛煮。
ビーフシチューに付いていた小さなぶっかけうどんが久しぶりすぎて死ぬほど美味かった。
とくに海苔の味が心に沁みる。
やっぱり日本人だわ、日本食さいこー。


そうこうしているうちに日本が近づいてくる。
月と朝日がキレイだ。
5月27日の11時すぎにミュンヘンを立ち、28日の7時前に日本到着。
楽しかった旅行はあっという間に終わってしまった。
本当に貴重な体験ができた。

フリータイムの時間が短く物足りなさもあったが、不慣れな海外で会話に不安がある自分たちには今はツアーがベストかな。

ツアー参加者は皆良い人たちばかりで、相方はかなりお世話になり本当に楽しんでいた。

ドイツはヨーロッパでは比較的安全な国と言われているがその通りだった。
油断さえしなければそれほど心配ない。
イタリアやフランスなんかより数倍安心。
観光地のショップはカタコトの日本語を話す人もいて、日本人の店員がいる店もたまにある。
食べ物は・・・ポテト多すぎパン少なすぎ (昼食夕食)
でも話を聞くと、昔よりかなり美味しくなったらしい。
天候は時々雨に降られたが、観光中はほぼピンポイントで晴れか曇り。
晴れの日が多かったのは日頃の行いかな?
気温は昼は20℃超えでもカラッとしているので爽快、夜は肌寒いと聞いていたけれどそれほどでもない。

総じてまた行きたいと思わせる良い国だった。

トラブルもまた良い思い出。

いつか自分たちだけで計画して旅行してみたい。




今回買ったお土産たち
人形はバネが付いているので、吊るしておくとビュンビュンしてる (笑)
猫はお腹を押すと「みゃ〜」と鳴く。
knoppersはかなり甘かった。
セミドライの白ワインは、酒に弱い相方も美味しいと言っていた。
アイスワインはまだ飲んでいない。

次の旅はどこになるかなぁ〜
おしまい