夫が死んだら果たして私は涙を流せるのか。 | 海外駐在会社員妻(無職夫帯同)

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無職夫と暮らすフルタイム妻。緩い節約、時短料理、美味しいもの、思い立ったら即旅、仕事中心の生活の記録です。韓ドラお休み中。そろそろ始めたいけど時間がない。無職夫を帯同して海外生活が始まりました。生活より夫より自分より何より仕事の環境を整えなければ。


私が東京へ向けて出発したのは1/2のお昼前。

3日間留守にするので、

生姜焼きと豚丼の具を作ってから出かけました。


母もお稲荷さんや黒豆を差し入れしてくれて、

2日はこの食料でもって、

3日目はカップ麺でも食べるかなと思っていました。

結局3日目はお昼には出て私を迎えにきたから、

お昼に起きる夫は食事をする暇なし。


1/4

夕方帰宅すると、

私が作ったおかずはどちらもそのまま。

手をつけてもいません。

明日食べるなんて言ってたけど、

2日の朝作ったものを、

冷蔵庫にも入れずに5日の午後に食べるのは無理でしょう。

明日の朝処分します。

もったいない。

かわいそうなおかずたち。


そして部屋もそのまま。

期待はしていなかったけど、

何度となくたたみなおした夫の服はまた雪崩を起こしていました。

それでもめげずに私は片付けません。

たたむのみ。

自分のことぐらい自分でやってもらわないと困るから。

私がすることが当たり前になることが嫌だから。

私が片付けるのは簡単。

だけど絶対にやらない。

夫もしない。

意地の張り合いです。

かれこれ5年間。


同じサイズの引き出し式の収納ボックスを買っていたけど、

そこに入れることもできなかったので、

オープンスペースの棚を買って私が組み立てました。

そこにさえしまわない。

もうどうしようもありませんよね。


飲んだジュースの瓶が食卓に数本。

お菓子のゴミも食卓の上。

ソファーにはここで寝たのだろうなと思う寝室の毛布。

洗濯物は溜まっている。


留守の間に届いていた年賀状。

夫の知り合い、友人関係の年賀状を作るのは私。

一言ご挨拶を書くのも私。

俺が言いそうなことを俺が言っているように書くようにという指示。


私は家政婦ですか?

介護士ですか?

あなたを甘やかし続けてきた母親ですか?

それとも奴隷ですか?



私は夫が明日死んでしまったら、

悲しんであげることができるのだろうか、

涙を流せるだろうか、


自分が明日死んだら、

もっと生きたかったと思うのだろうか、

このまま我慢し続けて報われる日は来るのだろうか、


なんてことを、

ソファーから聞こえてくる夫のいびきを聞きながら考えていました。



東京から一気に現実に引き戻されました。


人の車に乗ったんだから明日は仕事から帰ってきたら洗車と車の掃除をしろと言われました。


死にたいとまでは言わないけど、

人間らしい生活を送りたい。


贅沢をしたいとは思わないけど、

夫には働いてほしい。


優しくしてほしいとは思わないけど、

怒鳴らないでほしい。


体を壊せば夫は変わるかな?

激痩せしたら夫は変わるかな?

精神的に病んだら夫は変わるかな?


丈夫な心と体を生まれ持ったようで、

あいにくどれも無理そうです。



私が帰ってくるのが思いのほか早く感じたようで、

小言ばかりを聞かされた1日でした。


それでもめげずに絶対にまた東京に行く!!!



さて、今日から仕事始めです。

洗濯を回して、

同時進行で溜まった洗濯物をたたんで、

手抜き弁当も作ります。