サッカーのチーム戦術を学んだ5日間 | 坪井健太郎のブログ from スペインバルセロナ

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2008年からバルセロナでサッカー指導者。プレサッカーチーム代表: サッカー指導者の育成アカデミーを運営。
オンラインコミュニティ「サッカーの新しい研究所」運営

先週の金曜日をもって、5日間に渡るFICのバルセロナ研修会が終了しました。

 

 

5日間の間、講義を担当させてもらったり、指導実践のインストラクターをやらせてもらったり、参加者の皆さんと一緒にこちらのチームの練習見学に行ったりしましたが、どれもこれも刺激になるアクティビティでした。

 

 

 

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やる気溢れる20代前半の日本人サッカー指導者の熱意を全面的に受けて、こちらも俄然やる気が出てきました。

 

 

 

 

今回のテーマは「集団戦術」で講義と指導実践を行いましたが、やはり感じたのは日本の指導者には集団戦術に触れる機会が少ないのだということですね。

 

 

基本的な攻守の原理原則を使って、チームのプレーモデルをどのように落とし込むか?

 

 

という、シンプルなテーマでしたが実践ではだいぶ皆さん困っていたようです 笑

 

 

 

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なぜなら、「チーム戦術を落とし込む機会がない」からとのこと。

 

 

ではチーム戦術とは何でしょうか?

 

 

定義では

 

 

と表現され、①②のチームとインテルセクトリアルのプレー状況をコーディネートすることがチーム戦術の落とし込みとなります。

 

 

これは、11人制でも7人制でも同じ考え方をします。

 

 

ですから、小学生年代のサッカーではチーム戦術は必要ないという考え方はスペインでは通用しませんし、コーチングスクールでもレベル1(初歩のレベルのライセンスです)からこの科目を当たり前のように勉強します。

 

 

そこで得た知識を基に各指導者が率いるチームで戦術を浸透させてリーグ戦を戦っているのです。

 

 

確かに、毎週のリーグ戦でチームの結果が求められるスペインの指導者環境とは大きく異なりますから仕方のないことかもしれませんね。

 

 

こういうことからも、スペインから優秀な若い指導者がたくさん出てくることも頷けます。

 

 

改めて思いましたが、監督として成長するなら間違いなくスペインへきて修行することがオススメです!!

 

 

 

 

スペインへきて、毎週のようにチームのパフォーマンスのことを考え(もちろん、チームはこの集合体ですからその中で個人を育てることを試みようとするのがスペインのサッカーの強みです)、本気で1セッションの練習を考えて指導することを続けていれば、日本よりも成長できることは間違いありません。

 


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バルセロナサッカーコーチング短期集中プログラム

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今回は1週間の短い研修でしたが、参加は大きな刺激を得て日本へ帰国してくれました。

 

 

きっと日本へ帰ってからの指導に大きな変化が起こり、よりチームの成績を上げながらも選手を育成することができる指導者なってくれることだろうと思います。

 

 

PSTアカデミーが主催する、この2つのプログラムでは「世界基準の指導者を育成する」ことをミッションにして運営を行なっています。

 

 

少しでも多くの若者指導者にバルセロナへ来て成長して欲しいと私は思っています。

 

 

今回の参加者の様子を見たら、前以上に自信をもって

 

 

「絶対に来た方がいいよ!!」

 

 

と言えます。

 

 

自らの指導者や人としてバージョンアップし、大きな成果をあげられる可能性をアップすることができるプログラムです。

 

 

みなさんの参加お申し込みをお待ちしています。