撮影日2024年8月21日
前日は悪天候で時折ガスが薄くなるタイミングでしか撮影チャンスはありませんでした。
当日は快晴。富士見岳側から大黒岳を登り始めると、早速2羽のイワヒバリが出迎えてくれました。
斜面の急な細い登山道で態勢が悪い格好で撮影していると、軽快なスピードで登って来られたベテランらしきお二人の方に声をかけられました。私が山岳風景を撮影していると誤解された様で「北岳(そう聞こえたのですが?)は見えますか?雲がかかって残念ですね・・」私の方も「そうですね、昨日よりはましですが・・・」とだんだん遠ざかる鳥の動きを横目で見ながら、話しが長くならないことを祈りました。今回出会ったイワヒバリは興味深いシーンを見ることが出来ましたので、また紹介させて頂きます。
幸先がいいので、期待に胸が膨らみますが、割と急なのでバランスを崩すと一気に下まで落ちてしまいそうなので、慎重に一歩ずつ進んでいきました。頂上では雲の上に槍穂高連峰がくっきりと見えて、しばし絶景を堪能。
西側斜面のハイマツ群生地ではホシガラスが飛び交っていますが、光の状態が良く、広い範囲を見渡せる都合のいい場所は中々ありせん。狭い登山道で立ち止まりながらの撮影になるので、登山者の邪魔にならないように気を配る必要があるので割と大変でした。
眼下に拡がるハイマツが生えていない台地にはライチョウが来るかもしれないので気を配りながら、下山の時刻が迫る中、タイトな時間がどんどん過ぎていき、時間がいつもより早く過ぎていく感じでした。そんな中で撮影したホシガラスを何枚かご紹介したいと思います。