撮影日2024.8.21
鳥友さんのSNSや電話でお話等をしていると、この時期だと雷鳥が話題になります。雷鳥は6月に雌雄と出会っていますが、高原で見られる鳥さんのホシガラスとイワヒバリは未見なので、急遽思い立って遠征することにしました。
本来なら、雷鳥との遭遇確率が上がる早朝からの日没寸前までの観察をしたかったのですが、この時期ですので畳平の宿での宿泊は無理。ということで畳平から車で1時間位の所に宿をとり、現地8時到着、16時半(21日は14時)下山のスケジュールで20日、21日に鳥見挙行。
20日はガスで視界が悪い上に、午後には小雨が降る最悪の環境、21日は一転快晴。
畳平2日間で私が経験した野鳥撮影難易度は、高い順にライチョウ、カヤクグリ、イワヒバリ、ホシガラスの順になりました。ライチョウについては、21日に遠くで声を聞いただけで、出会い叶わず。前置きが長くなりました。
撮影難易度が低いホシガラスは至る所で見られましたが、登山道から外れて撮影は出来ないので思うように撮れませんでした。
今日ご紹介するのはバスターミナルにある白黒荘前のハイマツで見かけた松ぼっくりホシガラスです。5枚目の松かさの無いハイマツのまだ青い松ぼっくりは大黒岳西斜面の登山道に落ちていたのを記念に持ち帰ったものです。
ホシガラスの行動を見ていると、くわえて持ち帰ったものを地面に降りて松かさを分解、お実を取り出して食べている様でした。9月になって茶色くなった松ぼっくりは保存食として地面に埋める事もあるとか。ホシガラスのその他のショットとイワヒバリは次回以降にご紹介したいと思います。