ブログセミナー NO.5、過去問、報告・速報、寺子屋塾運行管理者 | 寺子屋塾運行管理者、勉強嫌い暗記が苦手だけど試験に一発合格

寺子屋塾運行管理者、勉強嫌い暗記が苦手だけど試験に一発合格

運悪く、不合格になり、合格するにはどう勉強したらいいか、不安になったあなたへ。

最終目標は一発合格することです。

合格する簡単な方法は合格した先輩のやり方を真似する。

易しいやり方でくりかえし真似ることを実践する。

一緒に一発合格を目指しましょう。

ブログセミナー NO.5
昨日の続きです。
過去問24年度1回~26年臨時試験までの傾向と対策。

20設問文は「運行管理者の業務」「点呼」「記録」「報告」
昨日は「記録」でした。・・

今日も20設問文の中の間違っている設問分を抜粋します。
今日は「報告」です。

報告・速報は出題の仕方が毎回違います。

何を答えて欲しいのかを間違えると馬鹿らしい。

同じ設問文でも、問題文が何を求めているかに注意です。

その違いにより答えが違ってきます。

この点も注意してください。

順番に

問題文は

速報することを要するものは

速報を要しないものは

報告書の提出について

速報をすることを要しないもの

報告書の提出について

の順番です。


1.速報することを要するもの

事業用自動車の前方を走行していた乗用車が信号が赤になり停車したが、後続の当該事業用自動車の運転者が止まった前車に気づくのが遅れたために追突し、この事故により当該乗用車に乗車していた4人及び当該事業用自動車の運転者が重傷を負った。

5人以上の重傷者が生じた事故なので速報を要する。

2.報告を要しないもの

事業用自動車を含む5台の自動車の衝突事故があり、この事故により5人の軽傷者が生じたもの

 10台以上の自動車の衝突又は接触を生じたものでもなく、 10人以上の負傷者を生じたものでもない。また、重傷者を生じたものでもない。したがって、事故報告規則に基づく報告は不要である。


3.報告書の提出について

事業用自動車が高速自動車国道法に定める高速自動車国道又は道路法に定める自動車専用道路において、6時間以上自動車の通行を禁止させた事故があった場合には、当該事故があった日から30日以内に、報告書3通を当該事業用自動車の使用の本拠の位置を管轄する運輸支局長等を経由して、国土交通大臣に提出しなければならない。


誤り。

3時間以上。国土交通大臣に報告書を提出しなければならないのは、高速自動車国道又は自動車専用道路において、3時間以上自動車の通行を禁止させた事故があった場合である。


4.速報をすることを要しないもの

1.事業用自動車が雨天時に緩い下り坂の道路を走行中、先頭を走行していた自動車が速度超過によりカーブを曲がりきれずにガードレールに衝突する事故を起こした。そこに当該事業用自動車を含む後継の自動車が止まりきれずに次々と衝突する事故となり、15台の自動車が衝突したが死傷者は生じなかった。

速報は要しない。10台以上の自動車が衝突した事故なので報告は必要。

5.報告書の提出について


事業用自動車が橋脚、架線その他の鉄道施設(鉄道事業法に規定する鉄道施設(軌道法による軌道施設を含む。))を損傷し、3時間以上本線において鉄道車両(軌道車両を含む。)の運転を休止させた場合には、30日以内に、国土交通大臣への報告書の提出のほか、電話、ファクシミリ装置その他適当な方法により、24時間以内においてできる限り速やかに、その事故の概要を運輸支局長等に速報しなければならない。

誤り

速報しなくても良い。このような事故があった場合、報告書の提出は必要だが、速報することまでは要しない。

答え、何を求めているのかをしっかり理解することが大事です。