思うんですが、日本の場合、危機管理ビックリマークというと特別の何かを指し示していますよね。


非日常のことであって、何か危険なことに対してどう立ち向かうのか・・・テロだとか地震だとか墜落事故だとか・・・


普段は考えてないことを考える。


でも、ヨーロッパの人と話していると、危機管理とかリスクマネージメントとかいう論点は別に非日常のことではないんですよね。いつも、いつも、この視点は同じなんです


My principle is simply 'Hope for the best, prepare for the worst", what's my(your) strategy for that kind of situation?


って自問自答したり相手に聴いたりするわけで。


このマインドセットは日本人が持っていないもののような気がします。


● 悪い事態には”目をつぶる”ことで対処しようとする


● そんなことをいうことで波風を立てたくない(それに対処するには組織の問題だとかいろいろ本質的困難さをもつ問題を提起することになってしまう・・・)


● 「そんな困った事態にならないように努力します」と答える答え方(答えになっていない)は日本人特有のものです。Vagueness preferenceというか・・・


これは最近の民主党がらみの政治状況にも言えるような気もします。閑話休題。

シンガポールから帰国以来、超多忙の日々。ブログ更新もままならず。


ようやく人心地ついたばかり。


One for the road.


で、こういう云いかたは、ある英国人から私が香港にいたときに、よッバラって最後に聞いた言葉。そのとき、それどう意味なんだ、と思わず聞き返して、彼が丁寧におしえてくれたことを思い出しました。


それ以来、この言葉をきいたことがなかったんだけれど、最近、PUSH という映画を見て、このセリフがあって、懐かしく思い出しました。


日本語訳は、「景気づけだ」、なんて訳になっていましたが。


ちょっと違うんじゃないかな。


もう飲んで飲んでの後に、最後の一杯、この一杯を最後に通りに出て、お開きさ、という意味ですよね。


One for the street.


のほうがいいかも。英国人の場合は。

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おはようございます。なんだかどうしてテレビ塔がそんなに話題なのかよく分からなかったのですがこのJRからも遠望出来ます。よく分かりました。とにかく目立つんです。このあたりには高層ビルもなく一人巨大な構築物がある。「トランスフォーマー」の世界なんですね。
yoshimoto oik@wa-Σ♪

で、ジョージクルーニーのネスプレッソのTVCMですが、Excuse me, are you Sir George Clooney?"と女性から声を掛けられて、そのいかにもイギリス英語での問いかけに


No. You must be mistaken.


て答えていますよね。


いえ、人違いです。っていうことなんですが、こういう使い方するんでしょうかね。なんか主語が逆みたいな語感がして、最初びっくりしました。私が聞かれたりしたら(もちろんジョージクルーニーと間違われることはありえないけど)I must be mistaken とか、Sorry , wrong person. なんていうかな、でも、ここは You must be mistaken. なんですよね。ふーん。そうなんだ。 ここはYou must be wrong. といっているのと同じかもしれないけどちょっと強すぎるからですかね。どうなんだろう、まさか用法上mistakeではないと思うけど、すごく気になる。どうでもいいけど。


もしかしたら、It must be mistaken. って言っているんでは?You じゃなくて。文脈的にみると。もう一度よっく聴いてみよう。


ジョージクルーニーさんじゃないんですか、って近づいてきた女性に、いやそのジョージクルーニーなる人物は(=it)違うでしょ、欲しいのはそれ(itその人、第3者)じゃなくて、ネスプレッソなんでしょ、(狙いは男じゃなくて、ネスプレッソ)わかってますよ、それ以外に何がご入用で?って聞き返している、んじゃないですかね。


そうだとすると、You must be mistaken. っていうのでも意味はわかる・・・貴方のお門違い・・・っていう意味になりますね。人違いとお門違いを組み合わせたっていう高等戦術の言い回し。言われた方もキョトンとする・・・


Hello. You are George Clooney, aren't you? Yes... Well. ... No, You must be mistaken. Nespresso. What else? ...


このジョージクルーニー版ですが、ヨーロッパ版はもっと凄くて、彼がサイン用のペンを持ちだしたところに、相手の女性が(全然彼だとは気付かずに)いぇ、ネスプレッソが欲しいの、っていう場面がありましたね、え、俺のサインじゃなかったの?っていう情けない顔が印象的でしたが。そのときもNespresso. What else? ...(そうだよね、ネスプレッソだよね、それ以外には御用なしってことだよね)っていうセリフが最後に来ます。


あの、ネスプレッソはオフィス用に販売されてました。プシューっっていって濃い奴が淹れられるんですよね。あの音は印象的でした、実際。




スッキリ解決!英語&文化のコミュニケーション・セミナー 53名死亡といわれる火事。竹製の足場に引火したらしいですが。これはまさに丸焦げ状態です。


初めて香港で竹製足場が高層ビルにも使われているのを見ましたが、そのときは、ホント、アングリという感じで、なぜ近代的なビルに竹製の足場なのか、不思議でした。縦横無尽に竹で編まれた足場というか、なんだろう、綱で結えた竹の束が壁一面に広がっている光景。


聞いたところ、ふつう、そうだ、日本では違うのか、と聞かれた遠い日の記憶がよみがえりました。いまでも上海ではそうなんですよね。


これは中華圏の伝統なんでしょうか。竹が豊富にあって、しなって、丈夫、しかも軽い、組み立ても荷降ろしも楽。


セキュリティのために、こういう交渉マンションの入り口は小さくできていて、しかも鉄扉あるいは鉄格子つきの入り口。ロビーはないんですよね。いきなりエレベータで上がる。決して作りが雑なんてことはありませんでしたね。私が訪問した先のマンションは。上海でも中心地に近かったため、すぐそばに大きな工場があり、そこにマンションがまさに隣接しているんです。第●種住居地域だとか工場地域などとという規制はないんでしょうね。