共振する世界 | 北インド☆ゆるヨガライフ

北インド☆ゆるヨガライフ

ヒマラヤで出会った夫と、北インドローカル暮らし8年目。
お見合いが主流のインドで年の差婚、3度の流産、文化や習慣の違いに奮闘中。
スラム支援のNGOで働いたり、子宮腺筋症と共存しながらゆるーくヨガを続けたり。
40代インド生活の気づきと学びです。

前のブログで書いた瞑想の時もだけど、

昨日のヨガも共振共鳴を感じていた。

 

うまく行ったと満足するのは、この感覚がある時。

 

もっと思うようにやってごらんと、

自分以外の力に支えられているような

 

あるいはググッと負荷を感じて、

楽しく腕試しの勝負をしているような

 

インタラクションがある。

共振共鳴。

シンクロ。

グルーヴ感。

ノリ?

 

 

部屋の空気や気温や湿度、

外の野菜売りの掛け声や

唐突な南国の鳥のさえずり、

朝霧が明けて日が差す瞬間や、

赤ちゃんの泣き声、

おばあちゃんの呼び声、

マットの質感、天井の高さ、

聖域のような8畳一間と、私。

 

世界が完璧に調和する時。

 

 

私が我を忘れて共鳴する時、ようやく周囲の存在に気づき始める。

 

ちっぽけでつまらなく見えていた物が、振動で語り始める。

 

私が生きていること。この命は、もっと感じられるのだということ。人生はもっと素晴らしいってこと。

 

こっちの世界が本当で、私が見えている世界は表面でしかないと。

 

すべてのものは振動している。

 

生きて変化して恒久である。

 

私たちはほんの一時の命を、あれやこれやと心配したり安心したり。あっという間に、私の生は終わってしまうのに。

 

分かったように境界線など引かないで、共振共鳴に全身を投じ、解いてほどけて行く世界に近づきたいと思った。

 

 
 
北インドの冬の夕日🌥
 

 

ゆっくりと、じーっくりと

1つのアーサナに呼吸を5つ

今までの先生たちの言葉が

自動再生されて行った。

 

 

お腹の底まで息をまで吐き切って、、

両手両足で大地を引き裂く、、

天界から1本の糸で吊られて、、

足の裏全体で床を押し返す、、

 

 

アーサナと共に聞こえて来る、様々な場面で受け継いだ声を思い出しながら、大きな世界との繋がリを感じていた。

 

私だけのヨガではない。

私だけの感覚ではない。

私だけの世界ではないんだと。

 

「これが私」と仕切っていた境界線を越えて、エネルギーが流れる。頑張らなくても、ひとりでに加速する。一人なのに、一人じゃない感覚。

 

不思議、不思議!笑

 

鼓動も呼吸も視界も生き返り、終わったその瞬間、3日間見てなかった日光が窓から差し込んだ。本当に、うまく出来ている。

 

こんなに歴然とシンクロし続ける世界に、普段は気づけず心配顔な私。晩ご飯どうしよう、夫の休みが少ない、病院行きづらい、将来どうなるの、コロナは、日本は、インドは、、、と。変な趣味。笑

 

最善を尽くして

ニコニコ笑っている以外、

全く何も出来ないのにね。

 

あとは世界がどうにかしてくれる。

本当に。

 

こんな天国に生まれたことを

いい加減手放しで喜びなさいと

最近はあの手この手で

誰かが教えに来てくれている。笑

 

 

Ong Namo by Snatam Kaur. ヨガの先生に教わった一曲。ヨガ(シャバーサナ)、瞑想、浄化に✨