誰かを幸せにしたい | 北インド☆ゆるヨガライフ

北インド☆ゆるヨガライフ

ヒマラヤで出会った夫と、北インドローカル暮らし8年目。
お見合いが主流のインドで年の差婚、3度の流産、文化や習慣の違いに奮闘中。
スラム支援のNGOで働いたり、子宮腺筋症と共存しながらゆるーくヨガを続けたり。
40代インド生活の気づきと学びです。

簡単そうで、難しい。
難しくしているのは、私なんだけど。
 
 
誰かを幸せに出来るだなんて、
忙しい日々の中では
思ってもみなかったこと。
 
他にすることもなくなって。笑
 

バースデープレゼントはずっと欲しかったハンドメイドのマグカップ。
 
 
先日、4☆才の誕生日を迎えることが出来ました。想像を越える年齢域へ。笑
 
夢なんじゃないかな?(色んな意味で)
 
この10年は、早かったー。
 
大震災が来て、旅に出て、父が亡くなり、インドに来て。
 
一瞬のような
大移動のような。
 
カソーリにある英国統治時代のキリスト教会にて。ジーザス大好き。
 
 
目に見えるものは永遠じゃないと、
目に見えないものに導かれ始めて。
 
諦めずに問い続ければ、どこかで答えは待っていてくれるのだと思う。
 
要らないものは全部捨てて
欲しいものだけでいいと思ったけど、
 
胸が痛くなるほどに欲しいものは
結局は手に入らなかったっけ。
 
一筋縄では行かないのは
学びを残しているから。
 
 
必要なものは全てここにある。
今ある幸せが見えているかい?
今のあなたのままで大丈夫。
一人で抱えなくて大丈夫。
 
もう自分のことばかり
考えなくてもいいんだよ。
 
 
インドの訳の分からないカオスが
悲しみを紛らわせてくれていた。
 
悲しみや苦しみを噛み砕いて得たものが
ずっと探していた答えだと気づいた。
 
 
誕生日は自家用車にて、山の英国統治時代の別荘地へ。
 
 
4☆才は、もっともっと自由でいたい。
 
心の檻に閉じ込めていた猛獣たちは
分かってあげたら素直になった。
 
悲しみも後悔も怒りも憎しみも
分かってほしくて、
全地球人の心に宿る。
 
空で海で大地で
つながっている私たちが
孤独なわけがないじゃないかと、
 
苦しみが教えてくれるんだよね。
 
 
私が自由になることは
この世界を1ミリずつ
自由にすることと同じなんだと。
 
 
涼しい別荘地では猿が気持ち良さそうに歩いてる。
 
 
「人のために生きなさい。」
 
初めてインドの仏教圏を旅した時、
リンポシェと呼ばれるお寺で
本堂の天井から降ってきた声。
 
仕事をやめて
日本を離れて
 
自分のために生きるなんて
もう出来ないよと思ってたから、
その声に安堵してボロボロ泣いた。
 
あの時後ろで心配してくれた旅人が
私の人生のパートナーになった。
 
 
インドの植物の自由さは見ていて飽きないのです
 
 
私、私、私、、、。
 
自分病がやめられない私を、
インドの荒療治が癒やしてくれた。笑
 
日常生活さえ困難なのに
相次ぐ入院手術
分かり合えないインドのやり方。
 
 
君の幸せが僕の幸せ。
 
夫がそう言ってくれるのは嬉しいけど
プライバシーも所有物も時間も
分かち合いの中で消えて行く。
 
どんなに尽くしてくれたって、
 
消費し合って消えて行くだけで
確かなものは何も残らないじゃない。
 
自分のことは全部諦めて
カレー作って掃除して、
ガンジス川に消えればいいの?
 
私の自分病が
最期のひと暴れをしていた。
 
 
いつもありがとう。
 
自分のために
勝ち取ったり、知らずと奪ったり
それなのに持て余すような
麻痺したエゴの幸せは
もうたくさんで。
 
そんな負の循環からは
逃げ出したかったのかもしれない。
 
 
でも他にやり方を知らないから、
瞑想すると
たまに怒っている自分が見える。笑
 
 
何も築けず残せなかったとしても
いいんじゃないだろうか。
 
目の前の一人を笑顔にできたら
幸せじゃないだろうか。