令和のインド占星図 | 北インド☆ゆるヨガライフ

北インド☆ゆるヨガライフ

ヒマラヤで出会った夫と、北インドローカル暮らし8年目。
お見合いが主流のインドで年の差婚、3度の流産、文化や習慣の違いに奮闘中。
スラム支援のNGOで働いたり、子宮腺筋症と共存しながらゆるーくヨガを続けたり。
40代インド生活の気づきと学びです。

令和元年!おめでとうございます。

 

昨日はなごやかなお祝いムードの元日。インドにいても感じてました笑。前天皇陛下、生前譲位を自ら表明なされ、皆がそれを受け入れ祝福した時代の流れ。画期的なことです。

 

インド占星術で令和元旦(5月1日0時0分)を見てみると、アセンダントは水瓶座。令和の幕開けに象徴されるように、一人一人が尊重されて調和をなして、健やかな自由意志を持って切り拓いて行く時代かなぁと。

 

3ハウスに金星と水星が入り、情報やコミュニケーション技術の更なる発展が伺えます。太陽は牡羊座の4ハウスなので、引き続き新分野での開発、新システムの導入、新たな技術発明などで国の成長を目指して行きます。

 

12星座とは別に「ナクシャトラ」という27の星座区分で見ると、令和は「Purva Bhadra」プルヴァ・バッドラ。平和主義で誠実、利他的で博愛主義、物質的な豊かさよりもスピリチュアリティを大切にし、助け合いの精神が豊かとのこと。27ナクシャトラ中25番目だけあって、かなり崇高な精神。やはり水瓶座の性質と重なります。

 

令和の出生図、北インド式。西洋占星術と異なり「celestial system」という、地球から見たままの星の位置で表します。

 

 

 

さてさて。私は令和元日もインドの暑さで目が覚めた。寝ぼけ頭でコーヒー淹れて「あ、令和だ」と思ったら、徐々に視界がパーっと開けて、背筋がシャキッとして来た。単純ー。

 

地球上のどこにいても、生まれた土地の神事には、自動的に同期される感覚があります。アタマで難しくして冷めていたけど、今はワクワクに魂が呼び覚まされている。

 

 

少し前から来てたメッセージ。それは、

 

 

「嫌なことはやめる」ことと、

「好きなことは、何かを諦めてでもやりとげる」こと。

 

 

「でも直ぐには習慣も現状も変えられないし〜。」と思ってたのも、令和の波動で一気に更新された。追い風のある時には乗っかって、少しでも行動を変えてみたいものです。

 

ヒンディー語の地元紙でも大きく報道されました。夫が職場から写メ。


 

以前は難しくて無理と思っていた事が急にスッと出来たり、温めていたことを実行に移せたり、自分の「ダメな部分」を許せたり、自分の良さを再発見したり。。あとは、シェアすることでより良いものを目指すこととか。この節目には、そんな流れも来てる気がします。何となく。

 

 

 

私の平成は、ちょっと厳しい時代だったかな。

 

不慮の出来事や試練が次々と訪れて、心のすれ違い、世の中の矛盾をまざまざと見たっけ。真っ暗闇の中、光の世界に戻りたくてもがいたり。光の世界に戻ってからも、人に頼らず何でもしなきゃと頑張ったり、一人で生きる決意なんかしてた。土星の試練の時代(Sade Sati)に揉まれた感じ。

 

 

でもヨガで心身を鍛えにインドに来たら、夫に出会い、いつの間にやら大家族の一員に。一人で生きる?自己責任?って何だっけ笑??まぁ世の中の風潮もあったし、その中で養われた力は無駄にはならないものです。

 

 

でも令和は、もっと先を行く時代。

 

もっと目覚めた時代になる。たくさんの人たちが気づきを得ていると思う。もう多数派に流されることも、理不尽さを我慢することもない。恥やタブーといった古い価値観を越えて、誰もが自らの意思を発信できて尊重されてゆく時代。泣き寝入りもいらない。出る所に出る勇気がなくてもソーシャルメディアの草の根パワーがある。

 

私たち40代も、もっと生きやすくなって行くのかな?平成で「生き辛さ」を抱えた若者は、自分の強みをよく知る中堅になってます。核家族、受験戦争、個人主義、自己責任論なんかの狭間で、何事も切り捨てられずに悩んだ私たち。でも気がつけば、何事も切り捨てなくていい時代が来てる。競争には全く興味がなくても、私たちなりに時代の流れを作ってたのかな。

 

マイノリティーや弱者と呼ばれたような「多様性」が自らの力に目覚めていく。誰も「被害者」でいる必要はないし、不自由でいる口実もなくなるんだろう。「普通」に納まることも、エキセントリックに走る必要もなく「みんな違ってみんないい」が前提になるのかな。

 

 

 

でも私の暮らすインドは「令和」じゃない(そりゃそうだ笑)。社会の風潮が全く違う。例えば私が1人外れて「自由」に振舞うと、あっと言う間に寄ってたかって「心配」される。集団から外れてはいけないという恐れ?と規律の数々。個人の中に眠る力の可能性には無知かもしれない。もう令和な私(笑)は「恐れ」から選択するなんて古くさい事は出来ないので、無理はしません。

 

 

じゃあ、もう一度

令和元年のメッセージ。(しつこい)

 

 

① 嫌なことはやめる。

②好きなことは、何かを諦めてでもやる。

 

 

この2つはセットだ。嫌なもの、不要なものは手放さないと重すぎて進めない。私には、人の期待には応えられるかとかは分からないし、不安定な社会も変えられない。でもどんな制約の中でも「自分の好きなこと」は1つずつ出来るかも。手足が動いて健康な限り、周りがどうであろうと、もっと快適で楽しい暮らしを作りたい。

 

 

せっかくなので個人的な目標を立ててみまーす。

 

 

・長く使うものだけ持つ

頻繁に買い替えて消耗するライフスタイルをやめる。服は丈夫で気に入ったものを長く着て、ファストファッションもやめたい(肌着とかどうしよう)。着ない服は布巾にリサイクルしてる。包装のない市場で買い物をする。包装紙はリユース。使い捨てプラスチック製品は買わない。廃品回収おじさんに回収を頼む。

 

 

・自然で栄養のある食事

疲れやすいのは現代病のリーキーガットかも?と最近思い当たり、小麦と白砂糖をやめることに。インドは小麦が主食だけど、夫に相談したらアッサリOK。糖分は蜂蜜と、アーユルヴェーダで用いられるサトウキビ糖のシャッカルに。やはり帰るところは自然食。今では加工食品に興味すらない。一時帰国では日本の発酵食を学ぼうと思う。健康第一ですね。

 

 

・自分のことを最優先

立て続けの流産や、インド生活の制約のために諦めたこと、先延ばしにして来た事がいっぱい。体調不良のメンタリティーや、他者から制約されるパターンから抜け出せていなかった。軌道修正するために自分を最優先、私の心地良さを探してみたい。一時帰国中の夫のためにも、家事もお譲りしてみます(折角何でもできる能力を発揮してもらおう)夫が料理中に私はヨガ、という図に戻したい。

 

 

あきらめずに貫く心

 

希望をつくる心

 

視野の広い開かれた心

 

 

当たり前のような、でも全然ちゃんと出来てなかったような。

 

そういう心を丁寧に重ねることで、土台のしっかりした、優しくてかっこいい日本になって行くんじゃないかと思う。インドでも日本に良い感情を抱く人は多いです。

 


良い時代にして行きたいものです。

 

夏の定番ラージマ&カリー。楽に作って元気が出る♪