田渕秀隆の公式ブログ -17ページ目

田渕秀隆の公式ブログ

パフォーマンス向上には身体の使い方が不可欠です。あなたの癖・間違った使い方を指摘し、「使える身体」に導きます♪また使える身体になると身体は綺麗になります!

昨日は江坂のwithさんにて「ハイハイ」の講座をさせて頂きました。

いつもは辻先生と一緒にさせて頂いておりますが、今回は先生が出張のため一人での開催となりました。遠いところからの参加もあり6名様で楽しくハイハイしました。




昨日の中で初めから私の目に留まり、そのお母さんも喜んで下さった一つのお話です。

お母さんは「身体が硬すぎるのはどうなんですか?」と話しかけて下さりしばらくお時間をとってお話させて頂いたんですが、そのお子さんは生まれた時から身体が硬く、市からリハビリを受ける様に指導されているとの事でした。そのお兄ちゃんも身体が硬かったそうです。
私はそのお兄ちゃんとその子を一目見た瞬間に違和感を覚えていました。それは動きの不自然さです。ちょっとした動作が不器用なんです。でももう一つの特長も見つけました。

それは足裏の感覚




その子は確かに股関節も背骨も硬いんでしょう。でも、いやだからこそかもしれませんが「足裏」が優れていました。そのことを伝えると「この子どこでも裸足なんです!」

そうですよ、背骨・股関節が上手く使えない分、末端を最大限に使って大地をキャッチしているんですから。蹴るでも掴むでも踏ん張るでもなく「優しく触れて地面をキャッチ」しているんです。

私の理想がその子にありました。

そのことも全てお話すると、お母さんも「悪い所ばかりに目がいって悩んでいましたが、この子の良い所が知れて凄く嬉しい!」と言って下さりました。

よかったよかった


裸足で遊ぶのは指を使うから良いとか言われますが、私は足裏の感覚・センサーを増やす事が最も意味があると思っています。石や砂の不規則な刺激、草むらの優しい刺激を感じる事が大切だと・・・

運動神経と知覚神経のリンクがないとパフォーマンスは上がりません。


来月も開催されますので興味のある方は江坂のwithさんかこちらにお問い合わせください。
先日、大学のサークル(空手)の昇級昇段審査と追いコンに参加してきました。


DSC_0043.JPG

こんな感じのあとに

DSC_0048.JPG
DSC_0052.JPG

こんな感じになっていました。
師匠はとんでもなく偉い方なんですが、飲み会の時には全くその空気ありませんあせる

たくさんの先輩も来られていて色々なお話を聞くことが出来ました。現在も格闘技をされている方も何名もいらっしゃったので楽しいお話が聞けました。

その中で興味があったのが、ある先輩が後輩に言った「ディフェンスの腕をもう少しあげると軸が勝手に出来るから動きが良くなる!」という言葉でした。

空手においてのディフェンスですので所謂ファイティングポーズの腕を下げないって意味になります。確かに腕を上げる=肋骨の横に支えが出来るですから身体は固まりやすくなります。このような状態を軸が出来ると言うなら先輩のおっしゃられることは正しいです。
動きが良くなるかはさておき軸は出来ますね。

では次に動きがよくなるのか・・・

私はならないと思います。

身体を固めることが動きが良くなるってどうしても思えません。
私はあまり軸と言う言葉を用いません。

それに代わる言葉として正中線や正中、真ん中は使います。私の指導を受けた方は解りますが、この言葉は場所でなく「機能」を指しています。つまり身体の中心からの起こりです。身体を動かすには身体の中心から動かし末端に伝えていく。腕を肩甲骨から動かせっていうのもそういう事でしょ?その機能を指すのが正中。背骨の前にあるとか場所を指したりするものではないんです。

運動において回転体になるときなどは確かに軸は存在しますがその軸もその時の都合で動かすって観念がないとパフォーマンスは広がりません。いつでも背骨の前にあるではダメです。

しかし背骨の意識は必要ですよ。
この背骨の意識と軸を混同している方がたまにいますが全く別。背骨の意識と正中は近いですが・・・

身体を固める事が軸ができるのか?軸があればパフォーマンスはあがるのか?体幹トレーニングはそもそも何のためにするのか?その体幹トレーニングは自分に必要なのか?

しっかり考えてみるのも面白ですよ。1つのヒントとして、そこらのおっさんは体幹トレーニングをしてもゴルフは上手くなりません。飛距離も思うように伸びません。だって脚力がないから。

話はそれてしまいました・・・

軸を感じるより背骨を感じて背骨をゆるくそしてしっかり並べる。この意識が出来ると無駄な力や力みがなくみんながいう軸が出来ます。しかし緩いです。柔らかいです。だから複雑な動きができます。なぜなら動きの源が硬いもの(軸)と動きの源から柔らかいもの(正中・背骨)ではスタートの可動域が違うわけですから。
あっ!と思う人と、はぁ?となる人がいると思います。でも出来てる人からしたら「そうそう!そういう事」って話です。知りたい方は4月から江坂のwithさんで始まる講座にお越し頂くかパーソナル指導を申込み下さい。

前回のブログから少し時間がたってしまいました。すいません

今回は「拇趾のアクセルとブレーキ」に関してです。

スポーツの場面でも指導がわかれる足の親指の使い方。様々な意見がありますが私の見解は「拇趾には二つの働きがある」です。それが題にもなっている「アクセルとブレーキ」です。

まずアクセルですが、身体のアクセルとは運動を進める、つまりマイナス方向に作用しないってことです。歩行の際の股関節伸展力がわかりやすい例にあたります。これと同じ働き、つまり身体を進める力が拇趾にはあります。

体験してもらうために実験です。ではまっすぐに立ってみて下さい。
この時につま先に重心がきたりすることがなく、まっすぐに立って下さい。そうすれば足の指はさほど地面に当たっていなくても立てるはずです。



この状態から拇趾を地面に触れる様に優しく曲げて力を入れてみて下さい。

どうですか?少し前に軸が傾き前に引っ張られるように行きませんでしたか?

これがアクセルの状態です。

ではそこから、拇趾をもっと強くまげ握る様にしてください。上半身の力や足の他の力がキチンと抜ける人は後ろにさがりますよね。これがブレーキと言われる状態です。身体がマイナス方向に進む=ブレーキです。

つまり拇趾は地面に触れる様に優しく使う時はアクセルに、激しく使う時はブレーキとなります。

パフォーマンスが前に進むときに拇指に力が入り過ぎる拇趾の使い方をしているとブレーキを踏みながら前に進んでいるようなものなので壊れます。

野球の守備においてつま先体重が減り、捕球の際も踵から入る様になってきているのはこれが分かってきた指導者が出てきたからですね。

スポーツの世界ではこの拇趾の使い分けが大切になります。つま先重心になる際も拇趾でなく拇指球に乗り、指を使わない様にしたり逆に指までつかってブレーキをかけプレーするのがいいのか・・・

凄く細かい事ですがこれが「勝てる選手と勝てない選手の差」「足に障害をもつか否か」になります。膝や足首が痛いっていう選手や患者さんはかなりの確率でこれが出来ていません。

拇趾のアクセルとブレーキ。細かい事ですがちょっと気にするのも面白いですよ。