「効率的な練習」や「最短でのレベルアップ」をうたう指導者やチーム、またそれを望む父兄がいますが、私はそれに良さも魅力も全く感じません。まぁ、時間的な制約を打破するための効率性は理解出来ますが効率良く上達するっていうのは反対です。
練習は一見無駄に見える、思える事に意味や成長がある。そう信じてます。
一見無駄に見える、つまり本当は意味があるんだけど突き詰めているからこそ他人にはわからない。この積み重ねが練習。言い換えると無駄の積み重ねこそが練習。
この様な練習を重ねた人は厚みや深さがある。この厚みや深さはその競技に対する知識や修正能力となって表れます。
本当に無駄なんじゃなく、一見無駄に見える練習。これが指導者の腕。私はそう信じてます。
次は無駄の積み重ねから得る所謂「皮膚感覚」について。