前回の予告通り、皮膚感覚について。
もちろん、触られたとかが分かる皮膚感覚ではありません。アスリートが言う所の所謂皮膚感覚です。
空気感を読むや流れを読む、予期せぬプレーをも想定しているというものを総括して皮膚感覚って言いますね。
これは非常に大切なんですが、目に見えるものではないので蔑ろにされがちですし、それをどのように鍛えるかなどはほとんど指導されないと思います。
これこそ無駄の積み重ねしかありません。練習のいかなる時もそのプレーについて予想•予測•仮定をし答え合わせをし、その根拠を説明する。この作業をやり込む事で、プレーからその答えを思考を経由せずに導くことが出来る様になります。
これが皮膚感覚です。
言えば、その人の努力だけでプロにも負けない皮膚感覚は手に入ります。もっと言えば普通のプロなんか屁みたいなくらい身にもつきます。
ただ、この作業は脳が大変疲れます。練習は肉体的に疲れます。その上、脳まで疲れるので本当にヘトヘトになります。
根気よく続けると肉体的スキルより確実に身に付く技術ですので是非やって欲しいものです。
因みに天性で何となく出来ちゃう人は沢山いますが、努力して身に付けた人には確実に負けます。これは絶対です。
私は天性派から努力派に変えたのでよくわかります。