ゆにちゃん便り7月号です。 | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

山の木々は生命力溢れんばかりに緑深くなり、ねむの木のかわいいお花が咲き、お山ではボチボチ朝夕にひぐらしの声を聴くようになり、いよいよ夏本番になってまいりました。

 

みなさまいかがお過ごしでしょうか?「ゆにちゃん便り7月号」です。

 

今月も季節と共に人知れずダイナミックに変化していくこの体について学んでいきましょう。




6月に入って、整体指導の現場では、風邪や鼻水や下痢、今年は咳や湿疹などの呼吸器系が多かったような氣がしますが、調整のために出してました(^_^;) 


やはりこの6月というのは夏本番に向けての調整の時期でもあるのでしょうか、この時期になると急に寝相が思いっ切り出てきたり、そういう動きが出だしたら体は活発になるそうです。つまり、寝ながら汗かいて、汗かくと体の緊張がゆるみ、毒素を排出でき、さらに寝相ストレッチで体の偏り疲労を勝手に全自動で解消してくれています。

 

明け方に冷やさなければ、意外と体はスッキリしています。 氣を付けていただきたいのは、エアコンを使わなくても、扇風機の風を直接、体に当てたまま寝たり、窓を開け放しで外からの風を直接受けたりして、冷えたり、汗を引っ込めたりして体の片方だけ痛んだり、つったり、しびれたりしてしまいやすくなるので窓際に寝ないなど、風を直接受けない工夫をしていただければと思います。 


昔は蚊帳(かや)を吊ってたのでこれで風を防いでいたようです。意外と網は風を通しにくいですもんね。 


あとは布団を蹴飛ばしたり、あえて固い床のところに行って寝相で効率的にストレッチしてこようとするので、あらかじめ布団がなくても冷えない格好で寝ていただければと思います。

 

 


それとこれからの時期よく聞くのは家族間でクーラーの適温がバラバラで困るというお話です。 


これも大雑把に言えば、生殖器が内にある女性は子宮を冷やさないように寒がりにできていて、生殖器が外に付いている男子は睾丸を冷やしておきたいため暑がりなんだそうですよ。 


まぁ、ただ単に体を冷やしすぎて冷えのぼせて、本当は冷えているのに頭だけが暑いので暑いと感じてガンガンさらに冷やしている方もお見かけしますが、温度に対する感受性の差はある程度仕方のないものなので厚着するなどで対策していただければと思います。

 

 

 

この時期の整体指導の現場では、皮膚や咽喉のトラブル・ぎっくり腰みたいな急激な痛みやしびれ・神経痛、体がだるい・むくむ・膀胱炎などが多くなってきます。


これらの多くが冷え・汗の内攻・食べ過ぎなど原因で泌尿器・呼吸器系に影響して起こっています。 


原因としては単純に暑くなると薄着になったり、素足で過ごす方が増えること、それにエアコンでかいた汗を冷たい風に当てて引っ込ませてしまうことなどいろいろあります。


中でも明け方にオシッコに起きている方は寝ている時に明け方の気温で体を冷やしてますので気を付けてみてくださいね。


ちなみにエアコンを使わなくても、先ほどもお伝えしましたが、窓を開け放しで寝てたり、窓際で寝ている方は体の片方だけが冷えてそちらの弾力が悪くなってつったり痛んだり首を寝違えたりなどのトラブルになっていることもあります。 


窓を開けて寝るのなら熱帯夜になってからの方がいいと言われています。


この時期の体は暑さにに対応して、汗をかき、熱を逃がしやすくするため、暑さには強いのですが、寒さにはすごく無防備な体になっています。 


しかし、現代の生活環境では、家ではちゃんとしてても、一度外出したら、店に入ったり、電車に乗ったりで、エアコンがきつめにかかってたりするので、普通に外と内の温度差は避けるのはむずかしい状況ですよね。 


もうこれは仕方がないので、素足や川海、プール、エアコンなどいろいろありますが、冷えたなと思ったら寝る前の足湯 をし、「冷えた」という感覚を、何度も無視して、慣れさせて、鈍らせないようにするために、冷えたままで体を放置しておかないように気をつけるように工夫をすると、無駄に夏風邪も引かなくて済むのでいいですよ。

 

 

 

それと「汗の処理」に気を付けてみてください。「夏バテ」の多くは「冷え」とかいた汗を冷たい風に当てて引っ込ませたことで起こる「汗の内攻」によるものなのです。 


汗も皮膚も体の中の要らないものを排泄してくれている排泄器官です。出たものを引っ込ますといいことなさそうですよね。 

吐いたつばをもう一度口の中に入れるような感じです(笑) 


しかも、冷たい風を当てた部分の皮膚などの弾力が悪くなったりするので、もう一度引っ込ませた汗を出すためには高熱を出すしかなく「夏風邪」に発展してしまうのです。 


他にも、汗が混じる下痢になったり、視力の低下、神経痛、だるさ、むくみなどなど、汗を内攻させてよいことはひとつもありませんからね。 


小まめに着替える、汗をよく拭き取る、冷たい風を直接あてない(特に背中・風呂上がりの扇風機)など、少し気を付けるだけで夏バテが軽減しますよ! 


さらに!必ず汗は内攻しているので、太ももの裏側の筋肉を伸ばすための体操や大股歩きをする(皮膚の弾力がよくなり、汗が出やすくなる)。

 

 とにかく!

①足湯・冷え対策

②汗の処理(小まめに拭く、着替える)

③汗の内攻対策(太もものうら伸ばす)

この三つをしっかりして実践してみてくださいね!!

 

 

 

これからの時期によく聞くお話二つです。

子供の汗疹(あせも)なんですが、お風呂の時にでも少し熱いお湯で洗い流せばいいだけです。 


出ているものは結果であって、大切なのはそれを引っ込めることじゃなくて、なぜそうなっているか?ですので、食べ過ぎや甘いもの(特にお菓子)の摂り過ぎ、冷え、頭の緊張やストレスなどの環境面を整えてみてあげてくださいね。 


汗疹でかゆくなっているときに、「それはお菓子の食べ過ぎだよ」とか「靴下履かないで体を冷やすからだよ」と教えてあげれば、お子様も自分から気を付けてくれるようになるかもですね♪

 

 

 

次に「熱中症」です!

整体的に観て、熱中症とは体が極めてゆるみ過ぎ、その影響が心臓にきている状態です。 


あまりにもひどい時には血圧が下がり過ぎでショック症状が起きて危険なんですよね!ということは、体がゆるみ過ぎないようにすることが熱中症対策ということになりますね。 


では、どういう時に体がゆるみ過ぎるかです。 


普段、元気な時には体が自動で緩んだ分を適当に引き締めてくれるのですが、ストレス・寝不足などで疲れ過ぎてたり、塩分不足、何かの物事にこだわり、踏ん張り過ぎた時、この影響で出てくる過食傾向で食べすぎたり、偏った生活によってできた部分疲労を解消するための過剰な睡眠などでも体はゆるみ過ぎます。


この状態で、さらに高温の場所で長時間いることによって体温調節のため汗をかきやすくするために体がどんどんゆるんで戻れなくなるという訳です。 


ちなみに普段運動していない方も骨盤が閉まりにくいのでゆるみやすいです。こういう方が真夏の炎天下で長時間いたり、急にスポーツなどすると熱中症を起こしやすいです。 


おもしろいのは嫌々ながら何かをしている時(今の自分に合わないことをやってる)などでも体がゆるみやすくなるので、気の向かないことは早めに止めておいた方がいいようです(笑)


もちろん、その逆のやりたいことを思い存分にやってると体は引き締まるのです。

あと加齢や病み上がり、満月や低気圧(台風や雨の接近)、女性は生理の時も体がゆるみやすいですね。いろんなことが重なって、熱中症になってることが多いようです。

 

 

 

まず普段から熱中症にならないために気を付けていただくのが一番ですが、もしなってしまった場合ですよね! 


整体師ならば、まず一息四脈を診て、左の骨盤締めて、胸椎4番左側(心臓の働き)の調整や頸椎2番左側(脳の血流)を調整するのですが、みなさんは、まずこれ以上体がゆるみ過ぎないように日陰にいき、楽な姿勢(おそらく右を下にして横向き←回復姿勢と言って心臓に負担がかからない姿勢だそうですが、本人が一番楽なのがいいです)で休んでもらってください。

息苦しいことと頭痛が出てることが多いです。みぞおちが固くなってることも多いので、本人の了承を得て、愉氣(お手当て)出きる方はしてあけでください。


首や後頭部を冷やす方もいますが、脳への血流が悪くなるので、絶対に冷やさないようにしてください。


軽症の場合は少し休んだら回復しますが、意識がはっきりあっても不安が多い方は早めに病院へ行ったらいいと思います。 


それほどでもない場合でも、一応、一息四脈を測ってみるといいですよ。やはりなってからより、ならないようにこころがけるのがベストですね!


お塩などは体を引き締めてくれますから、夏場に塩辛いものに旨味を感じやすいです。逆に汗で塩分が出過ぎたら、体が引き締まれなくなって力が抜けるということですね。 


塩加減は自分が旨味を感じている時は足りてない時で、塩辛く感じる時は足りているという風になってるので、自分の感覚を大切にいい塩梅(あんばい)にしてくださいね。

 

 

 

梅雨が明ければ、肌にまとわりつく湿度がましになり、汗が少しかきやすくなるので、いよいよ腎臓の負担が軽減されてより活発に動けるようになってきます。


一年の内で一番体が活発になり、前の秋冬の蓄えたエネルギーを燃やし尽くし、新しい体に生まれ変わるこの時期に、腎臓がくたびれたり、バテて息が上がって動けないということがないように「冷え」や「食べ過ぎ」「汗の内攻」に気を付けていただいて、快適な夏を過ごしていただければと思います。

 

 

長文にお付き合いいあただき、ありがとうございました!

 

 

 

<梅雨が明けるまでのこの時期について>


先月号でもたくさん書きましたが、もう一度おさらいです。


この季節のポイントは腎臓の状況が体に反映されやすいということです。ただでさえ湿度の影響で皮膚からの発散が滞り、腎臓の働きが過剰になりくたびれ易いこの時期に体を冷やせば、さらに腎臓に負担がかかるのです。 


だるい、体が重い、むくむなどは腎臓がくたびれた時の感覚の代名詞みたなもんですから、このような感じのある方は靴下の2枚履き、足湯・体を捻じる運動 をするなどで対策してみてくださいね。 


それと泌尿器は皮膚とも密接に関係してますから、皮膚のトラブルも冷えと食べ過ぎを調整すれば案外すぐに経過することが多いのです。 

 

 

 

整体では皮膚も立派な排泄器官と捉えております。汗でも出せない化学物質も皮膚からは排泄できたりするくらい優れものなんですよ!


湿度が多く意外と冷えるこの季節は皮膚が湿気に包まれたりで汗をかきにくいのです。汗からの排泄の援護を受けれない腎臓は働き過ぎ気味になります。こういう状況下で腎臓を冷やすと排泄できない排泄物はどうなるのでしょうか?



もうお分かりですね! 

 


自家中毒を起こす前にいろいろな方法で排泄が進むのです。ちなみにこの時期に皮膚の伸び縮みをよくすると汗をかきやすくなるので、太ももの裏の筋肉をのばすように大股歩きするといいんですよ~




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