「緩む」と「治る」のお話 | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

激しい衝撃、つまり打撲などをした時、その時は痛くないのに


少したってから痛くなったり、緊張しているときは風邪引かないのに


ホッとした瞬間に高熱がでたり、こんな経験したことないですか?



人間の体は、緩んだ時つまりリラックスした状態で治癒能力を発揮するように出来ているそうです。



人間が野生動物だったころのことをイメージしてください。


昼間、狩りをしているとしましょう、この時に手傷を負って痛みが激しく出てしまえば、逃げることも


帰ることもできなくなります。これでは生きるのに不都合ですよね。


そこで、体は活動的になる時、つまり緊張状態には痛みや苦しみに鈍くなるようにできているのです。


そして、寝るときやホッとしたリラックス状態のときに体を治す働きが出やすいようになっているのです。


こうすれば、逃げ終えた時や、家に帰ってから痛むようになって都合がいいのです。


人間には自律神経というシステムがあり、交感神経というのが活発になれば緊張し、副交感神経が


活発になればリラックスするようにできていると言われているのですが、昼間はこの二つの内の


交感神経がより活発になり活動的になり、夕方からは副交感神経が活発になりラックスして眠れ


るようになっているいるのです。



つまり人間の体は、リラックスした時や、夕方から晩にかけて体を治す働きが一番出やすいのです。



なので、日中は何もなくても、夕方から熱や痛みが出てきやすいのです。もちろん、ホッとしたときも


緊張が緩むのでそういう働きがでやすくなるというわけですね!



修復と痛みについて?の方は→ここをクリック!



なので、ずっと緊張状態が続くとそのときは何もなくても、後からドンッ!とつけがまわってくること


があるのです。ちなみに、体もあまりに交感神経の緊張が強いと副交感神経を活発にする物質を


どんどん出してきます。これが、血管を開いたり、赤くはれ上がる発赤をつくったり、痛みを出したり、


発熱させる物質なのです。花粉症で有名なヒスタミンもこの物質のひとつです。


どれも、不快症状を伴うものばかりですね。


だからと言って緊張が悪くて、リラックスがよいのではありません。


緊張し過ぎても、リラックスし過ぎても体は壊れてしまうのです。


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少し長くなりましたが、リラックスと修復のお話でした。