宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ) -68ページ目

宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ)

70年代や、あの時代に輝いていたアレやコレや。
クリエイティブディレクターが語る、「思い出のエッセイ」です。

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たぶん70年代の終わり頃、「あさひが丘の大統領」というドラマの主題歌だった。ドラマ自体はあまり憶えていないし、観てもいなかったのだけど、この歌が好きだった。♪地図にない道を走って行くんだ、心のすり傷は 承知の上だよ。右手に抱えた 魂のボールを、新しい空深く 蹴り上げてやるのさ・・♪小出正則というあまり知らない歌手だけど、作曲は吉田拓郎。道理で曲が頭から離れないはずだ。今、こんなに不透明なこの時代に、「新しい空」という言葉に心が動いた。地震におののき、原発で小さくなっている心に、新しい空を見る勇気があるかと問われているような気がした。何度も言う様に、このドラマの記憶はない。宮内淳、片平なぎさ主演の学園ドラマで、脚本は若き日の鎌田敏夫だという。いつのまにか私の中にも、新しい空は遠い日の記憶の彼方に消えている。♪ヘッドホーンでふさぎ続けた 耳には風切る音さえ 美しい ♪ もう一度、私たちは新しい空を見ることができるだろうか。地図にない道を走って行くことができるだろうか。70年代の歌を聴いて、今、深く大きく呼吸する。
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桜の季節だなぁ・・・と感じていたら、桜田淳子が久々に姿を現した。震災に関する取材を受け、母としての心境を語った。同じ東北出身で、被災地のことを思うと涙が止まらなかったという。こちらの「桜」もステキだ。もう随分前に引退した彼女だけど、ファンはまだ多く、歌は愛され続けている。写真のレコジャケは73年のデビュー曲「天使も夢みる」。代表曲は幾つもあるけれど、やはり桜田淳子には「天使」が似合う。中3トリオとして売れた頃から、女優として歩いた時期まで、どことなくぎこちない無邪気さが彼女にはあって、それがちょっと不器用なイメージにもつながった。群雄割拠の芸能界ではそこが危うく、そしてその純粋さが引退の原因になったのかもしれない。けれど、今でも桜田淳子の歌がさびないのは、その純粋さだと私は思う。♪もう泣かないわ、さびしくないわ、天使も夢見る 春だから♪と、歌える時が、被災地にも来て欲しい。4月14日に誕生日を迎え53歳になった桜田淳子だけど、美しかった。桜とともに、東北に、きっと希望の天使が舞い降りたに違いない。

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「光ある所に影がある」のアニメのナレーションに凄みがあった、サスケ。♪おいら男さ 名はサスケ くるぞ、くるぞ、くるぞ、くるぞ、手強いぞ・・♪の主題歌でも人気者だった。その70年代の名作を真似て創ったのが、私の今年の年賀状(写真)。こんな不景気の中、サスケの様に颯爽とはいかないから、サスケではなく、「タスケ」と文字った。自分一人では生きにくい今、誰かの助けを借りるのは決して悪くない。助けを借りて元気になったら、今度は誰かを助ければいい。そうして、順番に人の心が強くなっていくのなら、そんないいコトはないはずだ。3.11の、この大震災は「自己責任」だけでは立ち直れないという事実を語っている。もう、みんな人生を一人で闘うのはやめよう。タスケを求めて、タスケ合って、タスケよう。♪いけよ、いけよ、いけよ、いけよ、負けるなよ♪と、サスケの歌詞は続く。光ある所に影がある。けれど、影あるところには、きっと光もあるのだ。