「Gメン75」というタイトルは、永遠に不滅なのだ。 | 宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ)

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70年代や、あの時代に輝いていたアレやコレや。
クリエイティブディレクターが語る、「思い出のエッセイ」です。

Gメン75

梅雨のこの時期は、かつて雨の日に楽しんだ記憶を幾つかシリーズで紹介しよう。まず初めは、テレビ番組から。写真のレコジャケは、1975年に放送を開始した「Gメン75」の主題歌「面影」である。しまざき由理が歌うこの曲とともに、滑走路をGメンが横一列に歩くタイトルバックがなんともカッコよかった。この番組はシリーズとして82年まで続いたのだが、私の記憶に鮮明なのはやっぱりスタートメンバーなのだ。黒木警視総監の丹波哲郎以下、夏木陽介、藤木悠、倉田保昭、原田大二郎、藤田美保子、岡本富士太というキャストだった。同じTBS系だった「キイハンター」に少し似ている感もあったけれど、だからこそ土曜の夜9時はTBSで決まり。
雨の夜だって、充分に楽しかった。ところで、この番組は76年になっても77年になってもタイトルは「Gメン75」のままだった(82年以降のスペシャルを除く)。そのこだわりは強く、全シリーズでボスは丹波哲郎だったのだ。そんなにも長く、一人の俳優が同じ役を続けるドラマも少ない。「熱い心を、強い意志で包んだ人間たち」というオープニングのナレーションは、まるでこの番組を制作したスタッフのことを言ってるようだ・・。と、感じたのは、私だけだろうか?
懐かしくも頑固な、昭和の番組だった。

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