ヒカル、光る東芝、と言えば光速エスパーなのだ。 | 宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ)

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70年代や、あの時代に輝いていたアレやコレや。
クリエイティブディレクターが語る、「思い出のエッセイ」です。

$昭和を話そう、BOSSのブログ。-光速エスパー
1967年から日テレ系で放送された「光速エスパー」は、実写版だった。少年時代の三ツ木清隆が主演だったけれど、私なんかはむしろ東芝のマスコットとしての記憶の方が濃い。あの頃は、電気屋さんの店先に何が立っているかで、どの系列の電気屋さんかが子供でもズバリわかった。松下電器のナショナル坊やとか、日立キドカラーのキドちゃん、三菱電機のメル子ちゃんにビクター犬のニッパーくん・・など。その人形の人気が、そのまま家電メーカーの人気にもつながっていたのだ。小学生の頃、同じクラスに三菱と東芝の電気屋さんの息子が二人いて、どっちのメーカーが凄いかをよく言い争っていた。クラスでも評価は二分していたけれど、当時東芝のお店でもらえた光速エスパーの鉛筆欲しさに、私は東芝に加担した。お店からくすねてきたであろう光速エスパーの鉛筆がクラス全員に行き渡るのに、そう時間はかからなかった。写真のマスコットは、初代の光速エスパーを可愛くアレンジしたバージョン。ちなみに、光速エスパー(主人公)の名前は、東ヒカル。♪ヒカル、光る東芝・・♪ だったのである。


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