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喜怒哀楽でストーリーをⅡ


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「喜怒哀楽」
この四字熟語を知れば、物語の流れはもう完成したようなもの。


喜びが怒りにかわり、哀しみくれる。しかし、さいごにはすべて楽になる。



やはり、これこそ、極上の物語の道筋。





ちなみに、
じゅんぼくなしょうねん城戸が愛ゆえに落ちていった、
その後の物語は、「きっと I like」。

そんな視線を向けられると、


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鼻や口、耳や髪の毛を向けられても、何も感じないけれど、


視線を向けられると、イライラしたり、嬉しかったり、めいったり、切なくなったりする。



視線を向けられる、ただ、それだけで。



「太陽が地球を回っているのです。」とおじさんは言う。


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極悪人がいる。


どんなひどい極悪人でも、その人のやさしい面というのはあって、そこを見てる(見せられている)人は、その人をやさしい人というだろう。


善い人がいる。


どんなに善いことをしている人でも、ほんのわずかでもやさしくできない面をみてしまえば、その人を善い人と言い切ることが難しいかもしれない



ボクらはモノをみるとき、モノのいろんな面をみて、そしてそれを総合的に判断しようとするけれど、ボクらがみているいろんな面が、ただの1面にすぎないこともあるし、みんなが同じ面をみているようで、実はそうでないこともある。



崖の上の


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崖の上のブランコ


崖の上のシーソー


崖の上のすべり台


崖の上のベンチ


崖の上の公衆便所


崖の上のサラリーマン



のんびりした昼下がりの公園にあるものも、

「崖の上」にあると、それはもうハラハラドキドキ。

シャッターの健康診断


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古いシャッターの開閉音は、悲鳴にきこえる。



きっと開閉されるのが、苦痛なのだ。



悪いところがないか、点検してもらおう。

便所>厠>はばかり>トイレ>お手洗い>化粧室


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上下品の図


便所>厠>はばかり>トイレ>お手洗い>化粧室




便所:

綺麗な女性が使っていたら、綺麗さ8割減。思わず化粧もとれてしまう。「お便所」と気取ってみたところで、どこか下品だ。


厠:

家とは別にあるイメージ。言葉が古いので使用する機会もなく、マイナスな印象を与える衝撃波もにぶい。「ちょっと厠へ!」と言えば、少し粋な感じさえする。


はばかり:

遠慮がみえるからこの位置。気がねしすぎて漏らしてもいけない。


トイレ:

世俗的だ。ディス イズ スタンダード。


お手洗い:

用を足す場所をオブラートに包んだ言い方。トイレをおトイレと言うより自然で上品。


化粧室:

女性は言いやすく、男性は使いにくい。用を足すだけとは限らず、化粧直しの可能性もおおいにある。学校にある「トイレ」を「化粧室」へと言い変えれば、上品な子が育つ。

適叫適語


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誰しも叫びたくなるときはある。

日常を平穏に過ごしていればいるほど、叫ぶ機会ってほとんどないものだ。



「叫び」には、叫びやすいやすくないってのがあって、


叫ぶ言葉って、下品な言葉のほうが適している。

反対に、上品な言葉は「叫び」にはあまり適してない。


「便所~~~~~!」と叫びやすいんだけど、

「トイレ~~~~~!」とは叫びづらいのだ。


イメージ

(便所>厠>はばかり>トイレ>お手洗い>化粧室)


また、

「アイスの棒を木の味がしなくなるまでしゃぶっちゃいました~」

は、様になるけど、

「お牛乳飲みたいからお乳牛買っちゃいましたの、ごめんあそばせ~」

は、様にならないのだ。


(むしろ下のほうが下品だ)



ユーグ語


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世界には、いろんな言葉があるものだ。


「ブランコす」:同じところを行ったり来たりする。

例:友達が予定の時間に来ないので、ブランコしていた。



「ジャングルジムる」:とりあえずは頂上を目指す。         

「砂場っくれてんじゃない」:ただの砂地なんだけど、砂場を装う。

「七あがり八すべり」:すべり台にて。取り立てて言うほどでもないが、少し得をした気分だ

何が大切で


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大切なもの。

みんな大切なものをもっている。


大切なものは、大切にしたい。

だって、大切なんだもん。



ここで言いたい大切なものってのは、大切にしたい!と思うものじゃなくて、大切にしなければならないもの。

そういうものは、自分の想い・衝動を一旦停止させると、そこからおのずと見えてくるものだ。それが、大切にしなければならないもの。


しなければならないんだから、しなければならない。

したいのじゃなくて、しなければならないのだ。



大切にしなければならないものも、大切にしたいものも

両方大切にできれば、それに越したことはない。




写真:さほど大切にする必要のない誰のものかわからないタオル

トゲに願いを



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トゲの持つ効果。

トゲには物事を高める効果がある。


栗は、トゲあってその実に容易にたどり着けないから、おいしい。

トゲがなければ、とても地味な食べ物だ。


バラも、トゲがあるからこそ、その美しさが引き立つ。

不用意に摘もうとすれば、ケガをしてしまう。


悪役も、トゲトゲしい発言をするから嫌な奴度が増すものだ。



また、

トゲのあるものには、こうあってほしいという希望もある。


トゲがあるから、おいしくあって欲しいし、


トゲがあるから、美しくあって欲しい。


全身トゲのある怪獣なんか、もちろん強くあって欲しいと願う。