うちわのそよ風が欲すぃ季節
「暑い!暑い!」と言っていると、「暑い」という言葉のもつ熱気でさらに暑くなるので、それを避けるためにも、一言一言をまわりくどく表現していきたい。
暑いときはうちわで扇ぎたくなるものなので、単に「暑い」と言うより「うちわのそよ風が欲すぃ」と言いかえてみよう。
太陽がジリジリと照りつける青空の下で、「暑い!暑い!」ではなく、「うちわのそよ風が欲すぃ!うちわのそよ風が欲すぃ!」と呟く。
そうすると、「うちわ」という言葉がもつ涼しさと「そよ風」という言葉がもつ涼しさの二重爽作用が働くので、「暑い!」と直接的に表現するより、幾分かはさわやかに過ごすことができる。
さらに、語尾を「すぃ」とすることによって、自らのかわいらしさを演出するというおまけも付けておきたいとこだ。
ただ、いちいちまわりくどく発言するというのは、非常にめんどくさい。
日常非日常
「はさむ」はおもしろい。
(「二つのものの中に、何かをいれて動かないようにすること」はおもしろい。)
例えば、サンドイッチ。
サンドイッチを食品という枠にとどめておくのは、実にもったいないことだ。
2006年までは、食パンの間にやたらとハムやカツ、卵やレタスなどと、同じものばかりはさんできたけど、これからは、もっといろんな物をはさんでいけばいい。
ハンバーガーをはさもうが、蟹のはさみをはさもうが、しおりをはさもうが、声をはさもうが、食パンにはさみこめば、それはもうサンドイッチ!
ぜひ、いろんなものをはさんでもらいたい。
サンドイッチみたく、文字で文字をはさんでみるのもいい。
便利不便利 攻撃的攻撃 問題外問題 茶柱茶 記念日記念 化石化化石 産婦人科医作産婦人科医
拝啓 ボウフラ兄さん
拝啓
まぶしいほどの夏、兄さんにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか?
今年もタイヤの内側に水がたまりました。
兄さんがいなくなってどれほどの月日が流れたでしょう。あれからかかさずタイヤの様子を見にきています。
うまく言えないかもしれませんが、
兄さん。確かに、ボクたちが兄さんの行動を迷惑がっていたのは本当です。いくら否定しようとも、これはやっぱり事実なのです。
でも、もう、あの闘いの日々は、過去のこと。過ぎ去ったことなのです。もちろん、兄さんがボクたちにしてきたことを許せるのかといわれれば、はっきりと許せると言える自信ができたわけではありません。
しかし、ボクなりに兄さんとの関係に向き合った結果、このことは、許すとか許さないとかの問題ではないのだと思うようになったのです。
何というか、兄さんがいないと、夏を感じられないというか、ただただ寂しい、そう思うようになったのです。
これはボク一人の考えではなく、みんな同じ気持ちだと思います。
兄さんと過ごしたあの時、あの場所。また、昔のように同じ時を過ごしたい。
そう願い、兄さんが姿を消したあの日から、窓は開けたままです。
必ず帰ってくると信じています。
敬具








