ユニオン歌謡スタジオ -4ページ目

お正月は【弁天座】へ!!

 日曜日のお昼前。
まだ眠りから覚めやらぬ私の枕元で携帯電話が鳴った。
送信者の名前は細川君。・・・珍しい!!
「もしもし」と言いかけた私に、細川君がいつもの爽やかな口調ではあるものの、いささか興奮気味な早口で、一気にこう言った。

「おはよう。まだ寝てた? 今日、僕は安芸に来ていて『安芸タートルマラソン全国大会』で走り終わって、体育館でお昼ご飯を食べよったがよ・・そしたら、場内に繰返し流れてる歌声が、『あれっ、どこかで聞いたことのある?・・』と思ったら、しんちゃんの歌やった。 聞える? どう聞える?」

 きっと細川君は携帯電話を体育館のスピーカー方向に手をかざしながら、何とか私にその音を聞かそうとしてるんだろう(笑)
 しかし、1000名ほどの参加者が昼食時に集ってるというざわめきめいた様子は聞き取れても、自分自身の歌までは聞えなかった。
  ・・・ わざわざ知らせてくれて、ありがとう細川君。

「安芸」という場所を聞いた時、その成り行きが自分なりに察しがついた。

先だって、店に放送局のTさんが連れて来てくれたフォークソンググループ(?)『豆電球』の小松さんはじめメンバーの方々のご好意であろうと・・・。

安田町を拠点にして、地元県の高知で音楽活動を続けてらっしゃる「豆電球」さんたち(人伝に聞いてはいたが)とお会いしたのはその時が初めてだった。

その際に、Tさんが「ここのマスターが、高知の歌をCDにして発売するようになった・・」と紹介いただき、その場で「土佐・風の祭り歌」を歌わせてもらったことだった。

「高知を一緒に発信していこう!僕たちも協力するから・・」と小松さんが言ってくれて、店から帰るときにはCDを買ってくれた上に、「ポスターも貼ってあげるから」と数枚持って帰ってくれた。

 数日後、小松さんから電話があり、
「お正月の3日に恒例のライブを、赤岡町の【弁天座】でやるけど、ゲストとして来ない? キャンペーンのつもりで来てみては?! 僕たちもCD販売を呼びかけるから・・・」と、なんともありがたいお誘いだった。

 お正月の残ったおせちを持ち寄って、客席では宴会気分で毎年ライブをしてるとか・・・。
午後12時半会場、1時開演。 入場料2.000円(当日2.500円)

 私にしたら、そいういった場所で歌うのは初体験。 
返事は数日後でもいいと言ってくれたから、ちょっと計画してた段取りを変更して、それから3日後に「是非とも参加させていただきます」と電話連絡をした。

 「高知県の歌を作りながら、県内外に発信していきたい!」・・・同じ気持ちを持ってる方々と、こんなにも早く知り合えて、そして(歌のジャンルに違いこそあれ、同じ目的での共有する時間を持てるようになって本当に嬉しい限り。

 新年3日・・・是非とも赤岡町の【弁天座】におこしあれ!!



ユニオン歌謡スタジオ

歌を覚えて・・・。

先日、同窓生が5名揃った時にCDを買ってくれて、全員でカラオケで歌ってくれた。
「歳もいって、この頃の歌はよく分からない上に、キーが高すぎて我々の世代の者が気持ちよく歌える歌がないから、【土佐・風の祭り歌】が出来たから、今後は持ち歌にする!」
と、なんとも私からすれば嬉しいし、同時に彼らの思いやりに感謝するばかり。

CDに付いてる「歌詞カード」じゃ小さくて見えないから(みんな老眼・・・笑)と、友人の一人がわざわざ拡大しての歌詞カードを作って来てくれた。

そして、みんなが真剣な顔をして歌詞を追いながら、声を出して覚えてくれてる。
私の下手な歌をお手本としながら、本人たちはいたって真剣に覚えこもうとしてくれてて・・・同級生の「おやじ隊」とはいえ、けなげに見えてきてしまう。(笑)

「俺が一人で、この歌を人々に伝え歌うのは限界があるから、是非にみんなが色んなところで歌ってよ!」という私に気持ちをくんでくれてるのである。

 そして、ある知り合いがこんなことを言った。
「今や、多くの人に知ってもらうには【ツイッター】で広めていくのがいい!・・・と。

私には「初耳」といったところで、それが何かも知り得てないが・・・。(汗)

 歌謡レッスンに来てくれてる生徒さん(主婦の方)も、これを練習して、色んな大会に挑戦したい・・と言ってくれてるので、本当に楽しみ。

 とにかく沢山の人に歌ってもらってもらいたい・・・これこそが、私の願望なんだから・・・。

ご協力に感謝します。

13年前に作った【よさこい おらんく祭り】、9年前に作った【土佐・風の祭り歌】
・・・まさか私が歌を作るなんて思ってもいなかったし、ましてやこうしてCDにしたい!なんて思い出したのは2年前。
 自分の歌唱力では表現しきれない!・・・と、現役で歌ってる友人や、また知り合いによるメジャーな歌い手さんへのアプローチ。

 しかし、友人たちは「しんちゃん、自分で歌ったらいいよ」・・・『それが無理だから頼んでるのに・・(汗)』
 そして、私のような「素人作家の詞」なんて、到底メジャーな歌い手さんのプロジェクトには入れる隙さえない。 (それなりの想像はしてたが・・・)

 結局、その時に、私の信頼する音楽関係者の方々の出した結論が・・・「自分自身で、この歌を歌える人物を発掘、育成して作品化するしかない」 だった。

 そして、「ユニオン歌謡スタジオ」という教室を始めたのが昨年の9月だった。
出来るなら20・30代の男性に歌って欲しい・・・と。(実際今でもその夢は捨てていない)
 
今回は、アレンジャーの平岩さんの絶大なるご協力によって、私自身でのCD化となったことを心から感謝すると同時に、これをきっかけに将来この歌をうまく歌ってもらえるような青年がレッスン生として現れてくれたら・・・と微かなる期待もしてるのだが(笑) 
 そう容易に、そういった人物との出会いがあるとも思われないが、そうかといって、可能性がゼロとは思いたくない。
 だから今後も、まだ見ぬその人物の出現を、「まだか、まだか?!」と待ってる情況。
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 今回の出来上がったCDを、昔の「歌い手の友人たち」に送った。
出来るなら、その人物たちがコンサートの時なんかに「友人が作った歌を・・・」なんて歌ってくれたら、私としては嬉しい限り。 (仕事の時に歌うんだったら、そうもいかないだろうけど・・笑)

 CDが届いたらしく、早速F君から電話があった。
これまでの人生で、消極的なイメージしか持ってなかったF君にとれば、CDが届いてさぞ驚いたんだろう。(爆)
 そして彼が面白いこと(不可解な事)を言った。
「しんちゃん、次は演歌を作って出したらいいよ!」・・・・・『これって、俺にとっては演歌のつもりだけど・・・笑』
 う~む・・確かに彼の言うように、私の歌は「演歌」としては中途半端かも?!

 その翌日、K君から朝(寝てると)電話があった。
「緑川さん、CD届きましたから早速大音量で聞きましたよ。 昔の声のままだったから感激しちゃって。 今後一緒にステージに立てるのを楽しみにしてますからね。きっとそれは〇君や〇君も同じ気持ちのはずですよ。 今の僕の気持ちはメールじゃ伝えきれないと思ったから、朝から電話しちゃいました・・・」
  私にすれば、彼の「優しさ」が心にしみる。
しかし、そんなようなものじゃない。(笑)

「緑川」・・・いまだに過去の知人は、私をそう呼ぶ人が少なくない。 実際、その呼び名には気恥ずかしさを覚えるが・・・。
 また先日、店にポスターを取に来てくれた同級生が、出来上がってきたポスターを見ながら、こんな事を言った。
「なんで緑川真を使わなかった?! 本名の野瀬眞誠と書くより、緑川真なら少なからずもまだ記憶に残ってる人もいるから、『40年近く経って、売れなかった歌手がまた歌を出した!』と話題性として得をすると思うが!」
「今にして、またもや笑いのネタかよ?!」
「笑いたい者には笑わせておけばいいじゃないか。 人から人に伝えられるなら手段を選んでないかいられない。 ただお前は、この詞の2番に書いた親友Hへの供養と思って歌ってりゃいい。
俺にしてもいい友人だったHだが、卒業して40年近くたって今年の春からこういう風に同級生が集りだしてお前に今回の世話をしてくれだしたのも、死んだHが俺たちに、今度はおまえらぁに頼んだぞ!とメッセージを送っているからだと思える。 だいたいにしてお前は遠慮しすぎるが、少なくともお前が元気に歌っててれば俺たちもまだ元気で居られるはずと思える。だから、俺にとっても意味を感じての喜びはあるんだから・・」

   彼は長年大手企業で「営業」の仕事をやってきただけあってか・・・私にすれば『今更、売れなかった過去の芸名を使ってなんになる!』ってもんだが。

 人それぞれの考え方ってあるんだなぁ・・と、言葉に出してもらって初めて気づく。

 何にせよ、どの時代でも「友人」の気持ちとはいいものだなぁ・・と思える。

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 今夜も寒い中を、店までポスターを取に来てくれた方が居た。
「前回の他に、また5箇所に貼ってもらえるようになったから」と。
   
今後はポスターを貼っていただけた方達の情報を得て、お礼を言いに回らなければ・・・本当に「ありがたい事」と幸せを感じる。

 


 



 

【土佐・風の祭り歌&よさこいおらんく祭り】 YouTubeにアップ


【土佐・風の祭り歌&よさこいおらんく祭り】CD発売!!

● 12月1日の発売に合わせて、【ネット配信】もスタートしました。


● CDの注文をご希望されます方は、sn1954531@yahoo.co.jp   または、skayk-5128810@docomo.ne.jp

迄、送り先の住所と氏名をメールしてください。

    

  CDと、代金(CD1枚分の代金と送料の合計 \1.100- )の振込み先の口座番号(四国銀行 帯屋町支店 普通 0600512  ノセシンセイ)を書いた用紙を一緒に、メール便で送らせていただきます。  


● 高知市内では、大丸北口の西【トクヒロレコード店】と、はりまやばし商店街入り口すぐの【小松レコード店】でも販売しています。


● また、ダイアモンド観光の【やまもも工房】さんところでも、ネットでの注文・販売を引き受けてもらっています。


       どうかよろしくお願い申し上げます。