先日、セミナーで色々話を聞いていたら、耐震等級はアテにならないという話がありました。
ご存知のとおり、耐震等級は3段階あって、耐震等級1〜3です。
耐震等級2=耐震等級✖️1.25倍
耐震等級3=耐震等級✖️1.5倍
講師が話していたのは、耐震等級1の定義!
耐震等級1の定義というのは、
・数百年に一度程度発生する程度の地震による力(東京における震度6強〜7相当)に対して、倒壊・崩壊しない程度
又は
・数十年に一度程度発生する程度の地震による力(東京における震度5強相当)に対して、損傷を生じない程度
とのこと。
確かに、これを見れば、疑問点は湧いてきます。
①なぜ、東京なのか?
東京と大阪では、同じ震度でも意味が違うのか??
② 震度6強〜7相当が数百年に一度程度発生する程度とは思えない。
同様に、震度5強相当が数十年に一度程度発生する程度とは思えない。
耐震等級2や3以前に、その基礎となる耐震等級1の基準がこれでは、そう思われるのも致し方ない気がします。
講師は耐震等級よりも確かなのは、
構造計算書
だと話してました。
これは建物のあちこちに地震のエネルギーが来た時の強度を示す物で、作成するのには、20万以上かかるとのこと。
構造計算と構造計算書は1文字しか違いませんが、中身は全くの別物であるとのこと。
因みに、うに家は3年前に新築しましたが、耐震等級3となっています。
このセミナーを自宅の建設前に聞いていたら、構造計算書を依頼していたことでしょう。
今頃聞いても、もう遅い!?
また、不動産投資の本拠地である札幌のアパートも構造計算書なんて、作成していなかったです。
次回、新築を買うことがあれば、構造計算書の作成を依頼しようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙇♂️。