残り半月 | たかがピアノされどピアノの日常

たかがピアノされどピアノの日常

埼玉県戸田市のピアニスト伊集院紀子の毎日

急に涼しくなりましたね。

8月末頃、肘をかすかに痛めまして、このままじゃマズイなと思いにわかストレッチをしたところ変な刺激を与えたようで、劇的に悪化しました(笑)、、、いや、笑えないけど。

かすかだった痛みが10倍くらいの存在感になってしまい、ここで練習完全ストップ。1週間弱、弾くのをやめました。

その間、ネットを調べまくってマッサージクリームとアミノ酸とサプリで回復を促し、おかげで割とさっさと落ち着いて、本番もあるしそろそろ再開をと思った矢先、今度はフォルテが体調不良に。

自分の体調なら、特に怪我などなら、大体原因や対処法は把握できますけども、犬の体調は本人が何も語らないので焦るばかり。

語らずとも行動がおかしいので体調が悪いのは分かるのですが、どこがどうかは推察するしかなく、私たちはオロオロするばかり。

結局一日ずつ違う病院へハシゴし、最終的に最初の病院で薬をグレードアップしてもらって、ようやく落ち着きました。

結論から言うと、フォルテは多分腰痛。痛いなら大人しくしていればいいのに、痛みでパニックになるのか、あちこち徘徊してはうずくまり、やっぱり痛くて徘徊し、の繰り返しで、見ていられません。

クレートに閉じ込めると、痛い、出して、痛い〜とガリガリ扉を引っ掻き、もうこちらの心が痛くて耐えられず、クレートの前に添い寝して励ます日々が6日間続きました。おかげで寝不足だし、心配だし、こちらが病気になりそうでした。

フォルテは結局全身調べて、最終的に消去法で腰痛かな、という診断でした。

今はステロイドが効いて、取ってこいもやりたがるくらいに回復し、ようやくこちらの心も解放された今ですが、自分の肘騒動から2週間、本番が一度あったのが信じられないくらい、パニックな日常に陥ってました。。。すごく長く感じたけど、まだ9月は半分残ってますね、、。

その間にスポーツ界では、大谷さんの肘悪化が分かりました。朝一でニュースを目にした時は、一日真っ暗な気持ちになりそうな気分でしたが、その数時間後にはホームラン連発した大谷さん。

一体彼のメンタルはどうなっているのか??肘の故障で自身が一番落ち込んでいたでしょうに、ベストパフォーマンスを出す事に集中できるって本当に信じられません。

私はこのフォルテ病気騒動で、心配を抱えての練習なんて全く不可能でしたので、大谷さんのメンタルには本当に驚愕しました。

まあフォルテに関しては、痛みのせいで息遣いが荒く、ハアハア言いながらグッタリされたりなんかすると、このまま死んでしまうんじゃ?!と心配するような訳の分からない不安な状態だったりしたせいもあるんですが…それにしても、大谷さんの切り替えっぷりは凄い。

大谷さんといい大坂さんといい、素晴らしいメンタルと人格の若者から学ぶ事の多い9月です。

残り半月は、楽しく過ごしたいです。。。