浅草橋ガード下のひさごで冷しきつねそばを食べた。
いつもの少々雑然としたひさご前。
でもこの佇まいが好きなのだ。
まずはレモン水をピッチャーから注ぎ、ゴクゴクッと一気に飲み干した。
そしてお願いしたのは、冷しきつねそばだ。
と言うのもこの日は11月上旬なのだが、浅草橋の最高気温は26度。
ワサビを添えていただきます。
ひさご冷し麺リフト!
煮付けられたお揚げにワサビを乗せて食べるのが、甘じょっぱくて実に美味しい。
後半には七味も振って、味変もいいですなあ。
はっちゃん大将 今日もごちそう様でした。
関西文化圏の方々(例えばR先生など)は、こういうお揚げの乗ったお蕎麦の事を「たぬき」と呼ぶらしい。
この日のお題では、はっちゃんにその事を言おうかとも考えたが、首根っこをつかまれ「おととい来やがれ!」とたたき出され、塩でも撒かれそうなので、グッとこらえた。
柳橋がお店を出ると、丁度はっちゃんが麺打ちの準備を始めるところだった。
でも本当はとっても優しい大将ですからね。
そして西浅草の実家にやって来た。
実はこの日は、あの栄光のつるや号が西浅草の実家にやって来た日だった。
お店再開までのしばらくの間、大切にお預かりさせていただきます。
自転車も乗らないと傷んでしまいそうなので、実家からWINS浅草(浅草場外馬券売り場)に行く時などに、大切に使わせて貰っている。
つるや号にまたがり、出前の練習をする柳橋。
これが相当に難しい。
お盆も本物のつるやさんのやつです。
ネットから引っ張って来た写真だが、どれも見事な歴史的な出前配達姿だ。
お蕎麦屋さんのチャリンコ出前は、正に日本の伝統芸能だと思った。
ここまでやると今だと何とか法違反になるのかもしれないが...
ちなみに、つるやさんの漆塗りのお盆はOHAWATに預けられていて、女将がご近所の配達に使っていると聞いた。