Windows 11 (24H2)になって、ファイルやフォルダのアイコンをマウス右クリックして現れるコンテキストメニューに少しばかりのデザイン変更がなされました。
利用頻度の高いコマンド(機能)が、これまではその最上部または最下部にアイコン表示されていましたが、24H2後はアイコンの下にコマンド名も表示されるようになりました。(下図)
どうやら、アイコンだけでは何のコマンドであるか分かりづらいというユーザの声により改良したようです。
小さな改良ではありますが、その他のコマンドはアイコンとコマンド名が列記されているのに、これらの最上部または最下部のコマンドはアイコンだけだったわけです。
初心者にも分かりやすくなったと感じます。
また、これらのコマンドには次のようなショートカットキーが対応していますので、コンテキストメニューを開いた状態でキーボード操作で実行することも出来ます:
- [切り取り] ⇒ [Ctrl]+[X]
- [コピー] ⇒ [Ctrl]+[C]
- [名前の変更] ⇒ [F2]
- [削除] ⇒ [Delete]
コンテキストメニューの一番下にある「その他のオプションを確認」をクリック、またはファイルアイコンを [Shift]キーを押しながら右クリックすると、すべてのコマンドがリスト表示されます。(下図)
こちらにも [切り取り]、[コピー]、[名前の変更]、[削除]などのコマンドも表示されますが、何故かアイコンは付与されていません。
以前からこのような表示でしたので、24H2でもそのままということです。
なお、この利用頻度の高いコマンドは、開こうとするファイルまたはフォルダの下に十分なスペースがあれば最上部に、十分なスペースがないときは最下部に表示されます。(下図)