キーボードの [PrintScreen]キーを押すと、Windows 11の標準では「Snipping Tool」が起動しスクリーンショットが撮れます。

ところが、右クリックメニュー(コンテキストメニュー)を表示した状態をキャプチャしようとしても、いざ その領域を指定しようとすると右クリックメニューが消えてしまい、キャプチャできません。
以前は、遅延切り取りなどを使用してできていたのに、いつからか出来なくなっていました。

ネット記事を参考に、そんなときの右クリックメニューの撮り方を調べてみました。

[設定]-[アクセシビリティ]-[キーボード]を開き、「PrintScreenキーを使用して画面キャプチャを開く」のスイッチをオフにします。(下図)

 

設定はこれだけです。
アイコンやウィンドウ内で右クリックしてコンテキストメニューを表示します。
そして、次のいずれかの操作をすると全画面のキャプチャが出来ます:

  • [PrintScreen]キーを押す
  • [Windows]+[PrintScreen]キーを押す
  • [Ctrl]+[PrintScreen]キーを押す
  • [Shift]+[PrintScreen]キーを押す


キャプチャされたスクリーンショットは、クリップボードにコピーされていますので、画像編集アプリなどに貼り付けて、必要な部分を切り出して使います。
Word文書などに貼り付けると、既定では 220 ppi の分解能になり、必要な部分を切り出して拡大するとボケた画像となりますので、標準アプリ「ペイント」やお使いの画像編集アプリを使って切り出してください。(下図)

 

設定を元に戻すには、上記「PrintScreenキーを使用して画面キャプチャを開く」のスイッチをオンにします。