スマホ版Googleアプリをお使いの方は「検索 = Googleレンズ」というほど、日頃から利用されている機能ですね。
でも、PC版Google Chromeブラウザでは、Googleレンズを意識することは多くないと思います。
ご安心ください、PC版においても Googleレンズ機能は組み込まれています。
実は、以前から、ブラウザ上の画像などを右クリックすると「Googleレンズで検索」というメニューが現れます。(下図)
このメニューを選択すれば、その画像について所謂“画像検索”ができます。
ブラウザ上に表示されるテキスト(文字列)については、その部分を選択し、右クリックしても「Googleレンズで検索」メニューは表示されません。
代わりに「Googleで「xxxxx」を検索」というメニューが表示され、それを選択すれば通常のネット検索が行われます。
先月から PC版Chromeで Googleレンズ機能がより使いやすくなりました。
Chromeブラウザで任意の Webページを開き、アドレスバーをクリックすると、その右側に「Googleレンズ」のアイコンが表示されます。(下図)
これをクリックすると、画面上にアイコンとともに「+」ポインターが現れます。
この「+」ポインターでドラッグして、検索対象を指定するわけです。
例えば、ページ内の「外付けテンキー」というテキストを選択してみますと、画面右側にその検索結果が表示されます。(下図)
その検索結果の上部には「画像」「ショッピング」「動画」「100均」などのサブメニューも現れていますので、例えば「100均」をクリックすれば、100均ショップでの情報に絞り込まれて検索されます。
また、左側画面上には「コピー」「翻訳」のボタンも表示されています。
(これは、選択した検索対象によって変化します。)
「コピー」をクリックすると、選択した文字がクリップボードにコピーされ、「翻訳」をクリックすると、右側画面にその英訳などが表示されます。
左側画面をクリックすれば、Googleレンズによる検索が終了します。
(右側画面の右上にある「×」をクリック、または [Esc]キーを押しても終了できます。)
Webページ内の画像については、Googleレンズのポインターでその画像をクリックすれば、その画像全体を検索対象として画像検索します。
代わりに、「+」ポインターで画像内の一部を選択して画像検索させることも出来ます。(下図)
この機能により、画像内に写り込んでいるテキストを選択して検索することもできます。
なお、この Googleレンズをよく使う方は、一旦 Googleレンズを出し、その右上にあるピン留めアイコンをクリックします。(下図)
これで、アドレスバーの右に「Googleレンズで検索」アイコンが常に表示されますので、より素早く Googleレンズが使えます。
このピン留めを解除するには、このアイコンを右クリックし「固定を解除」を選択します。