昨年3月28日に亡くなった坂本龍一さん渾身の
ピアノコンサート記録映画
4月から公開されていて とうとう9月12日で上映終了してしまいます
行きたいけど行きたくない 観たいけど観たくない
坂本さんが存在されてた事が過去になってしまうから
坂本さんが監修された日本一音の良い映画館で現実を忘れさせてくれるラグジュアリーな空間
今夜の上映に仕事終わりに行く事にしました
チケットは6,500円と4,500円で映画にしては高値ですが
上映前にラウンジでポップコーンと飲み物を飲み放題
食べきれない程のポップコーンの量で殆どの人が残す食品ロス 館内に持ち込む事もできるので
上映中もポップコーンを夕飯みたいにずっと食べ続けてる人がいて
音響が良い映画館だからか 予想以上に食べる音が響きます
せっかく坂本さんの演奏映像と音に集中していたのに。。。
1時間を過ぎる頃まで ずっとポップコーンを噛む音が気になって気になって…
坂本さんは1日に2〜3曲ずつ演奏されたそうですが体調が悪そうな表情の時も
ラストエンペラーや戦メリは とっても体力が要る曲です
坂本さんが映像作家の息子さんの事を思って
記録して映画にする事を望まれたのかもしれませんが… 痛々しくて涙が出ます
坂本さんの後ろ姿 肩のラインが好きでした
肩甲骨が出る程 痩せられて細くなられてた
ピアノを弾きながら左足のバタバタが見れて嬉し泣き
ラストは坂本さんが歩いて去っていく靴音 テロップで
Ars longa vita brevis(芸術は長く 人生は短し)
誰も席を立たなかったです
早すぎ短過ぎました 坂本さん。。。