今日のテーマでもある「憧れの制服」、みなさんは何を思い浮かべますか?例えば、パイロットや消防士など、その職業につくことでしか着ることのできない「憧れの制服」の代表ではないでしょうか。
スポーツの世界ではサッカーワールドカップ代表、野球ではWBC日本代表ユニフォームなども選ばれたものしか着られない「憧れのユニフォーム」ですよね。では企業制服の場合はどうでしょう・・。
■憧れの制服、ユニフォーム」に無くてはならない条件
既にお気づきの方もいるとは思いますが、これら「憧れの制服」には明確な共通点があります。それは誰でも着ることができない、選ばれたものだけが着られる「希少性」この希少性が高ければ高いほど、憧れの度合いも高くなりますが、大抵の企業は全ての社員が同じ制服を着ていますので、希少性はほとんどないということになります。
■希少性の法則がわかる心理学実験
社会心理学者ステファン・ウォーチェルはクッキーが(A)10個入った瓶、(B)2個入った瓶を用意し、(A)を半数の被験者に、(B)を残りの半数の被験者に渡して食べてもらい感想を聞く実験を行いました。もちろん、瓶の中のクッキーは全く同じものですが、なんと(B)の2個入った瓶のクッキーを食べたグループのほうが、より好意的な評価を下したそうです。この実験からもわかる通り「残りが少ないもの=美味しい」「在庫の少ないもの=売れている」ついつい、そう考えてしまうのは心理学的には普通のことのようで、このようなことを「希少性の法則」呼んでいるそうです。
■希少性+ステータス=「憧れの制服」
さて、あなたの会社の制服を「憧れの制服」にするために希少性が非常に大事なことであるということは、ある程度おわかりいただけたかと思いますが、残念ながら、それだけではまだ「憧れの制服」にはなりません・・・ここにもうひとつ大きな要素が必要になります。それは希少性の高い制服を着ることで得られる名誉のようなもの・・・つまりステータス的な何かがないと「憧れの制服」は完成しないのです。
■企業制服におけるステータスとは
仕事には技術力や知識、経験が必要です。そこで、例えば社内で最高の技術を持つエキスパートだけが着ることを許される制服、または社内試験でトップ3だけが着られる制服など、ある一定の条件をクリアした社員だけが着ることのできる制服を用意するとどうなるでしょう・・・。
■「憧れの制服」が企業にもたらすメリット
企業が「憧れの制服」を作ることで得られるメリットは以外に多く、それは社内だけに限らず、特別な技術や知識を持つエキスパートがいることをアピールすることで対外的にも良い影響をもたらします。
【社内】社員のモチベーションアップ
「もっと自分の技術力を高めてエキスパートになりたい」etc
【社外】入社希望者の増加
「あんなすごい技術を持つ人がいるのなら、自分も入社したい」etc
【社外】お客様・得意先の信頼感が上がる
「そんな技術や知識のある社員がいる会社なら安心」etc
■色を替えるだけでも「憧れの制服」
業種にもよりますが、本来はステータスのことを考えるとエキスパートだけが着られる憧れの制服は一般の社員が着る制服に比べ、上質なものであるべきだと考えますが、最初からそんなに予算をかけられないということであれば、他の社員と同じ制服の色を変えて刺繍ワッペン(エンブレム)をつけるだけでもかなり違いますし、色は識別性に優れていますので非常にわかりやすい差別化になるでしょう。社内を活性化したいとお考えの経営者様や今後リニューアルをお考えの制服ご担当者様、「憧れの制服」を検討してみてはいかがでしょうか。
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