続きです
(初めから読む場合は
テーマ：就職活動 をご覧下さい)
最後まで最低賃金で働き続けた
超ブラックパート勤務を3月に退職した。
制服一式をクリーニングに出して
返却してという事だったので
時間を見つけて返しに行った。
わたしが辞めて新しい人が入るタイミングで
新調すると言っていた制服を
なぜクリーニングに出さなければならないのだ
無駄金だろうがこのクソ〇社
という文句も飲み込んだ。
文字をう〇こ色にしただけで
許してやるわたしはなんて偉いのだろう。
事務所に制服を返却し
お世話になりましたと挨拶をした。
わたしが抜けた分、やはり忙しそう。
長居せずさっと身を引いた。
外に社長がいた。
最後の出勤日に体調を崩し居なかったので
挨拶をしに行った。
わたし
「お疲れ様です。制服を返しにきました」
社長
「おう、お疲れ！そっか」
わたし
「こどもたちは会社のイベントが
大好きだったので辞めることに
反対されたのですが(笑)
もし機会があったらお願いします」
社長
「そうだな！同じくらいのこどもたち
減ってきてるし、なんかあったら呼ぶよ」
わたし
「ありがとうございます！」
社長
「今は？どうしてるの？」
わたし
「前に働いてたところへ戻りました。
接客業、楽しいです。お話するの」
社長
「わかるよ、俺も。
ここ来る前まで色々仕事して。
マッサージしてたことあんだよ」
わたし
「え！マッサージですか」
社長
「今でこそそこら中にあるけど
当時マッサージなんて
金持ちしかこない娯楽でさ
色んな話聞かせてもらったよ」
わたし
「未知の世界の話、面白そうですね」
社長
「そーなんだよ！
仕事しながら得られるものがあるってな」
わたし
「わ～。なんか、いいですね」
社長
「だからよ、俺思うんだよな
人との繋がりは大切にしろって」
ん？
社長
「感謝しないとなって思うよ」
んんー？
いい事言ってるはずなのに
全然響いてこない
あるはずの有給も最低6年は付与してないし
能力給で時給が上がっても最低賃金があがったところでプラスしてくれないから結局毎年最低賃金で働いてたし
毎日定時超えて働いてても感謝の言葉なんて一度も言われたことないし
お前、
パート主婦のこと
舐めてるだろ？
会話する気が失せたので
「ではそろそろ失礼します
今までありがとうございました」
と言いその場を去った。
二度と会うことはないでしょう。
