40代に入って、あと少しで半年経つことになる。
えっ、もう半年かよ。
あと半年したら、もう41歳かよ。
年を取れば取るほど時間の経過が早いなんて、実際はただの気のせいなのに、なんか最近ほんとに早い。
35歳で娘、37歳で息子を出産し、子供達が4歳と2歳の時、自分は40歳になった。
一般的に、体力勝負がんばれと言われそうなお年頃ではなかろうか。
そう、40代の子育てで、気になるのは体力だ。
第二子を妊娠中、お腹の子が男の子だとわかると、真っ先に思い浮かんだのは、やんちゃな男の子を走って追いかける40代の自分の姿だった。
大丈夫か?40代のわたし。
で、40歳の現在、確かに走っている。
でも、今は息子を追いかけるよりも、息子を抱えて走ってることが多いような。
(2歳半を過ぎた今でもすぐ「抱っこ」ってなるから)
予想とちょっと違うけど、これはこれでハード。
そういえば、会社の健康診断の問診票で「週にどれくらい運動していますか?」の問いを目にして、ダンス活動を休んで以来すっかり運動習慣がなくなってしまったことに気がついた。
はて、12キロを抱えて走るのは運動にカウントしていいのだろうか。
子供を前後に乗せた自転車で急な坂をうおおーっとのぼる(電動でも、けっこうキツい)のは、運動にカウントしていいのだろうか。
体感的には38歳くらいから、ひしひしと体力の低下を感じるようになった。
なんかすぐ疲れる。
やけに肩がこる。
でも、子供達はお母さんの加齢なんて関係なくめっちゃ元気…
夜ふかしにもめっぽう弱くなった。
大学時代、友達とカラオケでオールナイトして、翌朝そのまま授業に行ってた20年前の自分に言いたい。
よろしい、それができるのはほんまに今のうちやから、盛大に遊んどきなさい。
とは言え、40代だって夜ふかししたい時もある。
パートタイム勤務とはいえ未就園児がいる今、自分の好きなことがゆっくりできる時間って、夜しかないのだ。
録画したドラマを見る、漫画を読む、焼酎飲みながらイラストを描く、娘と息子がワキャワキャしてる日中にやるのは到底困難。
となると、チャンスは夜に回ってくる。
でも40代の夜ふかしは、午前0時あたりが限界かも…
最近、今日はもうあかん、疲れたわ…って日は、夜のフリータイムを一切手放して、子供達とお風呂に入り、歯磨きまで済ませて、寝かしつけしながら21時過ぎに一緒に寝ることにしてる。
40代が4歳と2歳とほとんど同じ睡眠時間、意外と途中で目が冴えることなく寝られる。
翌朝はものすごくスッキリだ。
というか、なんとなく1日元気だ。
夜の貴重なフリータイムを取るべきか、翌日の元気を取るべきか、それが問題だ。
と、もうしばらくは悩みそう。
40代は色々無理しないことも大事、とも自分に言い聞かせている。
食欲についても、ハンバーガー2個食べてた高校時代や、バイキング(今風に言うとビュッフェ)が大好きで成人式の写真の顔がまんまるだった大学時代と比べると、完全に右肩下がりだ。
まあこれは、年齢のせいと、お酒を飲むことが多くなったせいと、両方あると思っている。
ちょっと屈辱でさえあった、他人丼で胃もたれ。
…と、ここまで色々書いてきたが、40代に入るのはそんなに嫌じゃないのだ。
30歳になった時も、そうだった。
20代より30代、30代よりも40代の方が、楽しくなる気がする。
さあどこからでもかかっておいで、40代。そんな感じだ。
かと言って「40代スイッチ」を押すがごとく、急に何かがドカーンと変わるわけではない。
どちらかと言えば、「大学時代から、もう20年が経過」の事実の方が衝撃的だった。
40代だって、ドーナツ屋で友達としゃべるのが楽しい。
子供の写真にふと写りこんだ自分の老け具合に愕然とすることも日常茶飯事。
誰やこれは、いや自分や。
不思議なもので、鏡で自分の顔を見る時は、あんまり老けて見えないのだ。
「鏡って、なんか自分にフィルターかけて見ちゃうよね」と言っていた友人に、激しく同意した。
それでも、子育ても含めた40代を、楽しみたいって気持ちの方が大きい。
人生がだいたい折り返し地点くらいかなって考えると、あと半分を夫婦共に元気で仲良く暮らしていくことが、ささやかな夢だ。
まあ、タイトルの通り、「ほんの序章にすぎない」。
49歳の自分が今の自分を見たら、「ちょっとそこに座りなさい、40代でも49歳と40歳は別の生き物やから」って、間違いなく言うと思う。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ほな、また〜
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