「昭和6年。。。」
そんな昔に!
「うなぎの小説。。。」
あるの!?
「しかも、ホラー。。。」
まじで!
「うなぎと言えば、この人の小説『鰻に呪われた男』が思い浮かぶ」—。そんな、解説が『うなぎ鬼』という本に書かれていたのでその当時、すぐに探して購入しました。
うなぎのホラー小説って言われれば、そりゃ読むしかないでしょ。
そのタイトルは『鷲—新装版—』(著者:岡本綺堂(1872~1939)光文社文庫、文庫、309頁、580円[税込])。
内容についてはここでは一切、言いますまい。独特な、それでいて淡々としたうなぎホラーの世界観にねっとり、はまります。怖い、というか、不思議な物語。
ちょっとだけ↓
『おそらく鰻でしたろう・・・ちょっとあたりを見かえって、たちまちに生きたままでむしゃむしゃと食べてしまったのです』(「鷲」より)
やっぱ、「天然ものは・・・」、なんて考えちゃったりなんかして。