うなぎを食べれば、会話は弾み、自然と笑みがこぼれるのは、今も昔も変わらない。
そんな魅力あるうなぎに恋をして30余年。
![$☆鰻に魅せられて☆](https://stat.ameba.jp/user_images/20120209/12/unax1974/35/a7/j/t02200147_0555037011783387560.jpg?caw=800)
最近は、『シラスウナギ、極度の不漁』という文字が新聞各紙をにぎわせている。
一部では『絶滅の危機!』なんて見出しもあるほどだ。
そんなメディアの影響か、うなぎやでは最近、客入りも良いとか。
ただ、あくまでも一時的な動きだろうし、先行きの見通しは当然、厳しいと言わざるを得ない。
稚魚の不漁からくるうなぎの供給不足、それに伴う相場の高騰。
そんななかでも、必死にこの苦難を乗り切ろうとする鰻屋さんは多い。
荷物が限られているだけに、サバイバルの様相を色濃くするうなぎ業界。
未だかつてない大きな転換期にきているのは間違いない。
日本は、長い年月を経て大きく様変わりしてきた。
2012年、うなぎ業界はたった1年で一変する。
うなぎに携わるすべての人が、これまで考えても見なかった新たなステージヘ突入する。
どんなステージか?
そんなのぼくにもわからない。
でも、ひとつだけはっきりしていることがある。
それは、人を笑顔にさせてくれるのが、この先も変わらず、うなぎである事だ。