ベトナム2日目。
ホテルの部屋の窓から、2018年に竣工したホーチミンの新名所「ランドマーク81」が一際高く聳え立っているのが見えます。
文字通り81階建てで、高さ461mはベトナムで1番な高層ビルであるだけでなく
マレーシアの「ムルデカ118」に抜かれるまでは、東南アジア1の高さを誇りました。
この日の午前中は、これまでの管理会社オーナーとHSBCの店舗で待ち合わせ。
物件の売買仲介から、その後の客付け・賃貸管理を数年間に渡ってお願いしてきましたが
ベトナムのコロナ直撃で業務縮小を余儀なくされ、更に家での介護が重なったことから、撤退の決断に至ったとのこと。
「老老介護ですけどね」と戯けて仰っていたのが印象的でした。
彼とは中国・上海の不動産投資でお世話になって以来の長い付き合いですから、感慨深いものです。
今の入居者様に関する清算業務を終え、紹介してもらった新しい管理会社のオフィスへと向かいます。
オフィスは、先程の「ランドマーク81 」が建つ「セントラルパーク」の一角にありました。
ここ数年で目まぐるしく変わった金融情勢や行政のルール変更、最新の不動産市況についてレクチャーを受けます。
ホーチミン中心街のある1区で建設中のコンドミニアムは、販売価格が1m2あたり3万米$(約430万円)を超えるものまで出現しているらしく
日本一高い麻布十番駅の平均新築マンション単価をも上回っていることに度肝を抜かれました
一部エリアではかなり加熱気味にあるようですが、それはあくまで限られた人気の場所だけで
ベトナムの市場全体が高騰しているという訳でもなく、物件の価値が上がるか否かは立地選びが大事との由。
正に不動産の定説、1に立地で2に立地、3・4がなくて5に立地ですね。
この後、管理業務を委任するに際し、公証役場へ。
購入した物件も竣工後から既に8年目が経過。
コロナ禍で長い間空室が続き苦戦を強いられましたが、地下鉄が開通した暁には売却を視野に入れているため
今回心強いパートナーが縁あって得られたことは、非常に有り難い次第です
ホーチミン2泊目は、ルネッサンスホテルを離れ、徒歩5分程の場所にある「ザ・ノーブルスワンセントラルドンドゥホテル」に移ります。
寝るだけで良いと思い、一泊2,200円の格安ホテルを予約していましたが
意外にも部屋は広く、メインストリートのドンコイ通りや日本人街のあるレタントン通りにもアクセスが良いため、お得に感じました。
早速、早めの夕食を食べにレタントン通りに向かいます。
同通りには、一風堂等のラーメン店から牛角、シャトレーゼとお馴染みのチェーン店が軒を連ね
マレーシアにも多店舗展開している「すき家」は、牛丼を45,000ドン(約270円)で提供中。
数ある日本食の中で狙いを定めて訪問したのは、つけ麺が評判だった「豚骨一燈」さん。
先日の一時帰国では「つけ麺」を食べていなかったのが心残りでしたので、日本と変わらぬ味をベトナムで食せて良かったです
因みに、日本人には嬉しいレタントン通りですが、調べてみたら今年6月に同通りで怖い事件があったみたいですね
(朝日新聞より引用)
外国人の元上司に似ていたから刺したって。。。
ベトナム在住歴20年以上になる新しい管理会社の社長が、「時に、この国は命が安過ぎる場合がある」と話していたのが意味深に思えたのでした。
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