漫画界の巨匠であり、『Dr. スランプ』や『ドラゴンボール』で世界的な人気を博した鳥山明先生の訃報が伝えられました。
『Dr.スランプ アラレちゃん』のアニメ放送は、私の小学生時代とも重なり、放課後の楽しみとして良く見たものです。
最高視聴率36.9%を記録し、『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』に次いで、アニメ史上歴代3位の視聴率を誇り、当時は社会現象を巻き起こしました。
その後に連載の始まった『ドラゴンボール』は、それを更に上回る凄まじい大ヒットとなり、累計発行部数は驚異的な2億6,000万部を記録したほか
アニメは80カ国以上で放映されることとなり、世界中で多くのファンを魅了したのでした。
2013年には欧州最大級のマンガイベント「アングレーム国際バンドデシネフェスティバル」で、40周年記念特別賞を受賞。
2019年にはフランスの芸術文化勲章「シュリエ」を受章しています。
そうしたことから、SNSを通じてフランスのマクロン大統領が話題にしたほか
ブラジルの副大統領であるジェラルド氏は感謝を伝え
中国外務省の報道官は、会見で異例となる哀悼の意を表明。
それだけ大きな影響力があったということなのでしょう。
マレーシアでは『ドラゴンボール』をマレー語の『Mutiara Naga』に置き換えて単行本が発刊され、未だに書店の漫画コーナーに並んでるほどの人気作。
鳥山明先生の訃報は、日本の報道とあまり変わらない位のタイミングで、マレーシアでも各紙が伝えており、記事ランキングの上位に位置していました。
因みに、次の記事によれば『ドラゴンボール』のアニメ制作には、マレーシア人がアニメーターとして多数携わっていたようですね。
他国同様に、マレーシアでも『ドラゴンボール』はアニメ放映され、親しまれてきた歴史があります。
あるTweetには、「マレーシアの子供時代を最高のものにしてくれた」と語られ、チャンネルを合わせるためだけに毎週土日の朝に起床したのだと述懐。
マレーシアの国会議員さんも哀悼の意を投稿されています。
非常に若過ぎる急逝に驚きと悲しみを禁じ得ませんが、鳥山明先生が残した作品は色褪せることなく、世界中の人々の胸に残っていくのでしょう。
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