マレーシアではいよいよ来週から、イスラム教のムスリムにとって一大イベントを迎えることとなります。
それは、聖なる月「ラマダン」。
今年のマレーシアでは、3月11日から4月9日までの約1ヶ月間が対象となります。
因みに、日の出初日となる3月12日はジョホール州、ケダ州、マラッカ州では祝日扱いです。
何故に、この3州のみが休みになっているのかは不明ですが、ただでさえスクールホリデーが多いマレーシアなので
親の本音としては、子供達に学校を休ませたくないところ
(ジョホール州は、サッカーの国内リーグで優勝したりすると、突如祝日になったりしますし。。)
ラマダン期間の約一ヶ月は、夜明けから日没にかけて過酷な断食が続くこととなります。
暑い中で水分補給さえ許されないのが、何とも厳しい点です。
飲食以外にも、期間中の喫煙や性行為、投薬 (健康上支障をきたす場合は免除)、 けんか、悪口や不適切な言動などが禁止されています。
それは、様々な欲望を抑え、自身の信仰心を深めることが本来の目的だからとされているようです。
イスラム教徒以外には、そういった試練が課されることはないのですが、この間気を付けなければいけないのは
ムスリムの方々が多い職場では、対応がやや緩慢になることでしょうか。
そのため、官公庁等の手続きや、修理等の依頼はラマダン前に済ませておいた方が良いのかもしれません。
また、ドライバーの皆さんもお腹が空いてる状態で注意散漫かもしれませんから、いつも以上に私達は運転に気を使うべきなのでしょう。
日中は閉店している店舗も多くなるため営業時間に気を付ける点や、日没後の飲食店が混雑する点にも注意が必要でしょうか。
一方、ラマダンバザールが各地で連日開催されるほか、ホテルやレストランでは特設ブュッフェ等が催されます。
流石に断食中に激しい運動をする人も少なくなりますので、この間はゴルフやジム等が非常に空いていたり、プロモーション価格があったりする印象です。
それにしても、「断食期間」と聞くと辛い状態を想像してしまうのですが、マレーシアではラマダン色で街中が飾付け等で華やかになりますし
夕食時はレストラン等で、仲間や家族とワイワイ賑やかですし、とても楽しんでいる様子が非常に好感を持てます
最後に、ラマダンとは全く関係ないのですが、愛らしい動画がTweetされていたので、リンクを共有して終わりにしたいと思います。
自分のしっぽを枕として使うレッサーパンダあまりにも可愛すぎる pic.twitter.com/heA9mWJh6K
— もふもふ動画 (@tyomateee2) 2024年3月6日
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