待っていてくれて有難う | 競売不動産で海外移住

競売不動産で海外移住

競売による物件落札で人生が大きく好転、セミリタイアを実現し2013年より家族でのマレーシア移住を開始。競売と日々の生活情報を気ままにアップしていきます!

今回、Zipairに搭乗したのは2回目。





前回乗った際は、機内Wifiの無料サービスをウリにしていたにも関わらず、全然繋がらなくて肩透かしを食った感じでした。


しかしながら、座席前のポケットに繋ぎ方の説明シートが、しっかりあったのですねびっくり




きちんと空の上で繋がりました音譜


モニターはありませんし、本数も少ないですが、スマホで閲覧できるように映画も収録されています。






因みに、今回の片道運賃は3万円弱。


キャンペーンの併用ができれば、かなり安く往復利用できますし、スタッフさんは日本の方ですし、Wifiは使えるし、Zipairいいですねニコニコ



今も継続しているかは定かではありませんが、コオロギパウダーの機内食だけは正直やめてもらいたいですが。。あせる



 


今回の一時帰国は、父が入居している施設からの一報を受けたためでした。


父の血中酸素濃度が著しく低下しており、酸素マスクを付けている状態だが、手足にはチアノーゼが発生。


まだ安静を保っているし、直ぐにどうこうという話ではないものの、危険な兆候であることは間違いありませんとのことだったのです。


早速日本に居る姉妹が、父に昨日面会。


施設から連絡を受けたときよりも、血圧や血中酸素濃度の数値が持ち直しており、回復傾向にあるかもしれないと


主治医から聞いた説明を交えつつ、動画を送ってくれました。


オートバイによる踏切転倒事故で大怪我したり、屋根からの落下で庭石に頭をぶつけ脳挫傷になったり


これまで、何度か九死に一生を得る経験をしてきた父。




それでも強靭な肉体と、不屈の精神で一家の大黒柱として、大復活を遂げてくれました。


だから、今回の危機も何とか跳ね除けてくれる筈だと信じ深夜便に搭乗したものの、一抹の不安から結局一睡もできないまま日本に到着。





父のいる施設に向かいました。


「マレーシアから帰ったよ」と伝えると、私を目で捉えます。


声掛けへの反応はやや鈍いものの、その後に来た叔父と私の会話を目で追いながら、何かを語りかけ始めました。


残念ながら、声にはならないため何を話しているのかは分かりません。


しかし、これまで面会すると直ぐ寝てしまう父が、この日はその後もずっと目を開けて、話し掛ける言葉にも集中してくれたのです。


父は長男で、弟と妹の三兄弟。


午後4時過ぎには、お孫さんの運転で叔母も到着。


その頃には父は寝息を立てていたものの、昔話に花を咲かせる兄弟の話を薄目で聞いているようにも見えました。


叔母も叔父も未だに現役で働いており、2人の休みが丁度重なったのが、この日。


様態悪化の知らせを受けて、駆けつけてくれたのです。


持ち直した様子の父を見て、すっかり安堵してお帰りになる二人を施設外へ見送り、父の部屋に戻ります。


「見送ってきたよ」と父に告げますが、先程までしていた寝息がすっかり止まっていました。


身体を揺らし父を起こそうとしますが、のど奥を数度開いた後は、うんともすんとも言いません。


スタッフさんに呼んでもらった主治医からは、そのまま父が天に召されたことを告げられます。


父はもしかしたら、息子の私や自分の兄弟が訪れるのを待ってくれていたのかもしれない。


そう思ったときには、涙が止まりませんでした。


看取らせてくれて、有難う。


今まで育ててくれて、有難う。


不屈の精神を持つ父でも、6年前に最愛の母を亡くしてから急速に気力も衰え、認知症も進んでいきました。


少なくとも子どもたちの前では、夫婦喧嘩をしているところを一度も見せることが無く、仲が良かった両親。


「あんなにいい母さんはいない」「母さんが一番」が口癖だった父。


医者と先生の二人から同時に求愛をされていたのに、断れなかった「お見合い」の席で知り合った実直な父の姿に


「この人なら幸せにしてくれるかもしれない」と結婚を決断した母。


二人はまた魂の世界で、再び巡り会えたことでしょうか。


そう願わずにはおれません。


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