オーストラリアでは、法改正により突如として賃貸物件でペットを飼育したい借主の要望を、家主が特段の理由無く断れなくなりました。
その結果、当初はペット可募集では無かったにも関わらず
後日、猫ちゃんを飼いたいとテナントファミリーからの申し入れが後出ジャンケン的にあったのは、先日のブログでお伝えした通り。
しかしながら、結局猫ちゃんを飼う事は無く、10月の契約更新を前にファミリーは退出されてしまいました。
そのため、早速現地管理会社の方で、賃貸募集のオープンハウスを実施。
本日、若いカップルさんからの申込みが入り、9月30日から入居いただく旨の嬉しい連絡があったのです。
空室率が1%を切り、賃貸需要の旺盛なオーストラリアの市況には毎度ながら驚かされます。
管理会社から送られた属性情報を確認すると、滞納履歴は双方無く、男性が20歳で年収740万円、女性が21歳で770万円と記載。
無論お断りをする理由は無いので、契約をお願いした訳ですが、ちょっとビックリしたのが若いカップルさんの年収
物価が高く、給料も高いオーストラリアとは言え、二十歳そこそこで年収700万円以上は、やはり凄いなあと。
「duda」調べによる日本の平均年収で比べると、20代では実に2倍以上の開きですね
そして、お二人方ともオーストラリア国防軍の所属で、兵舎からの転居でした。
次の記事によれば、オーストラリアの軍隊は慢性的な人手不足で、政府が追加インセンティブを発表せざるを得ない状況のようです。
入隊後の教育期間終了後に「3年間の継続勤務」を約束すれば5万豪ドル(約480万円)のボーナスを前払いで支給するのだとか。
国を護る尊い仕事ですし、危険を伴うこともあるでしょうから、他の職種より相対的に給料が高いのは当然なのでしょう。
因みに管理会社からは、軍人さんは高属性だからテナントとして逃しちゃ駄目よと、忠告されました。
なお、次の資料によると日本の自衛官は20代前半の場合、平均年収は約374万円。
(自衛隊帯広地方本部HPより借用)
同年代の一般的な平均年収よりは、高めに設定されているようですが、それでも慢性的な自衛官の定員割れが続いているようです。
因みに、2022年度では計画数の4割程しか集まらず、過去最低水準になったと次の記事で伝えていました。
私が中学生の時に、自衛官の方がわざわざ自宅へ職務説明しに来て頂いたことがありますが、人材不足は今も昔も変わらず。
少子化が更に進んでいたり、ロシア・ウクライナ事変や台湾有事をメディアが煽る分、現在のほうがより深刻化しているのでしょう。
そうした中、政府は何と自衛官の外国人登用を視野に入れ始めたのだそうです。
以前、自衛官の奥様に外国人が多いという記事が話題となりましたが、機密情報の漏洩に神経を尖らせていたんではなかったのでしょうか。
また、先の外国人登用の記事には以下のようなコメントがありました。
確かに外国人登用を唱える前に、現行隊員の待遇や労働環境の改善、地位向上等やるべきことは山ほどありそうですね。
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