土曜日のシリコンバレー銀行に続き、ニューヨークに拠点を置くシグニチャーバンクが昨日の日曜日に経営破綻しました。
総資産は約15兆円で、全米29位の規模。
これで木曜日に事業停止を余儀なくされたシルバーゲート銀行を含め、短期間に米銀3行が連鎖で破綻したことになります。
しかも、何れの銀行も主要顧客層が暗号資産関連企業に特化していたことは、単なる偶然でしょうか。
なお、同じく信用不安から株価が暴落していたファースト・リパブリック銀行は、追加与信枠を確保したとの報道。
また、次の記事によれば、シリコンバレー銀行とシグニチャーバンク共に、当局の介入により全預金者の救済保護が決定したと伝えています。
預金保護の対象範囲外を含めた救済措置は異例と言えるかもしれませんが
金融システムの不安を払拭するに際して非常にスピード感ある対応です。
因みに、シリコンバレー銀行については、イギリスにも進出していましたが、イングランド銀行の仲介によりHSBCが買収を決定。
次の記事によれば、買収によって顧客の預金は保護されると英国財務省が発表したことを伝えています。
取引の発表後、ロンドン市場でのHSBC株価は更に3.4%下落したようですが。。
こうした、一連の迅速な救済策で信用不安の連鎖は断ち切れたと思って良いでしょうか。
日本でも、本日は金融株を中心に市場が荒れ模様になったようですが、これは一時的なものと見て、明日には回復すると考えて良いでしょうか。
まき@20代,投資,お金,節約@maki_invest_bei三菱UFJ大幅続落!米SVBの経営破綻を受けて金融関連株に売りが先行した。銀行をはじめ金融関連セクターが軒並み下落率の上位になっている。米国の金融政策にも影響するとの見方から、先行きの金利上昇期待の後退にもつながっているとみられる。 https://t.co/6z5aOiecdL
2023年03月13日 11:30
しかしながら、米国ではアリゾナ州に本拠を構える中堅規模のウェスタン・アライアンス銀行が株価76%の暴落。
次いでアラバマ州に本拠を構えるリージョンズバンクが、やはり株価32%の暴落により、共に制限値幅の関係で株取引が停止となった模様。
他にも取引停止銘柄が続出
金融システム崩壊を私自身は望みませんが、やはり気になるのは2日前のブログでも指摘した「グレートリセット」。
信用創造で成り立つ現行の紙資産が、一体いつまで存続可能なのだろうかと頭を悩ませます。
一方で安全資産への回避から、本日金価格は初めて1gあたり9,000円の大台を突破したようです。
そして、久々に1リンギットが30円割れ
取り敢えず、我家はこの機会に、ある程度まとまった資金を生活費として、円からリンギットへ本日「Wise」で両替。
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混沌とした世の中でも、上手く資産運用できる方は、いらっしゃるとは思うのですが
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そうした意味では、今回の一連のニュースが何かヒントを与えてくれているような気がするのです。
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