「競売大好き」です。
海外移住に際して、現地通貨を稼げる状況に無い場合、日本円を両替することになります。
私の場合、収入源の大半が日本にある不動産賃貸収入になるので、両替時の為替手数料や送金手数料の多少が大きく影響します。
これまで、比較的大きな金額を送金する際は旧シティバンクであるSMBC信託銀行を利用しています。
シティバンク時代にゴールド会員になっていたのが継承され、海外送金は金額の多少に関係なく円(※)と米ドルなら無料でできるのです。
※円送金は中継銀行手数料が別途発生します。
日本の銀行で海外送金をする場合、送金額によってはバカ高い手数料が発生するので、とても重宝しています。
因みに米ドルで送金する場合は、銀行で交換すると高い両替手数料が取られてしまうため、一旦FX会社で両替しています。
それ以外のケースですと、一時帰国時に100万円以下をハンドキャリーで持ち込んで、現地最安両替商で交換したり
クレジットカードで都度現地払いしています。
今回、或る通貨で送金する必要があり、海外送金サービスを調べていたら『Transferwise』という会社の評判がとても良い事を知りました。
同社は2011年にエストニアの若者2人が創業したベンチャーになります。
日本では2016年にサービスを開始し、財務局にも登録、日本法人は三井物産が出資しているそうです。
仕組みは両替したい人同士をP2P技術によりマッチングすることで、余計な手数料を限りなく省く内容となっています。
借り物の上表で説明すると
1.日本AさんからシンガポールBさんへ、50,000円を610SGDにして海外送金
2.シンガポールDさんから日本Cさんへ、560SGDを45,000円にして海外送金
形式的には2つとも海外送金が成り立っていますが、実際は『Transferwise』が持つ両国の口座を介することで
国内送金だけの取引のみで完結しているのです![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
そのことにより、送金手数料を抑えるだけでなく為替手数料まで抑えることを実現しています。
同社のホームページによると、ほぼミッドマーケットレートが適用されているようですから凄いことですね。
銀行や両替商の為替レートでは、TTSやTTBとかお聞きになると思いますが、ミッドマーケットとはそれらの中間となる仲値ということになります。
実際に『Transferwise』のサイトで、日本円から米ドル送金で検索すると、1$@108.49円のレートです。
同様にロイターのレートを検索すると、1$@108.46円になりました。
秒単位で変化する為替レートですから、これは全くもって誤差の範囲です。
今回試しに9万円を、マレーシアにある自分のHSBC口座に送金したところ
まず初回登録後に、自分の日本口座からTransferwiseの三菱UFJ銀行へ振込します。
すると着金確認のメールが来るのですが、翌日にはマレーシアの口座に3,561.32RMが振り込まれてました![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
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送金手数料として776円発生してますが、それを加味した総額の為替レートは
最安両替商で日本円を換金するよりも約2,500円程得する結果となったのです。
手数料は料率を乗じているようですので、多くの金額を送金する際には不向きな感じがします。
例えば100万円を米ドルで送金する場合、手数料は6,392円ですから、もっと安い銀行はあるかもしれません。
ただ為替レートを仲値で適用できる銀行は皆無でしょうから、総額で比較してみると良いと思います。
最後に、『Transferwise』の手数料がお得になるリンクをご紹介します。
以下リンクから取引開始されると、一部金額まで手数料が無料になるようですので、宜しければお試し下さい。
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ご覧頂き、有難うございました!