コロナ禍を契機にはじめたこのブログですが、新型コロナについて調べて行くうちに、コロナ禍は序章に過ぎず、今後もっと恐ろしい方向に進んでいる事に気付かされました。それは、現在、グローバリストが目指す「新世界秩序」構築の最終段階に入っているということです。

 

 その流れの中で日本も危機的状況にあることも気が付きました。日本は大東亜戦争後、アメリカの属国の様だという感じはありましたが、それは誤認ではなく事実で、さらに中国共産党(中共)からも侵略を受けいる状態であったこと。双方の草刈場として搾取され続け、亡国へ導かれていること。このままでは「新世界秩序」の中で、アメリカと中共双方の植民地となり、日本は溶解してしまいます。

 

 グローバリストが言う「新世界秩序」とはどの様な世界なのか。

 

新世界秩序:「戦争のためのレシピ、それとも平和のためのレシピ?」

anonwatcher-2015年11月26日
-----以下 翻訳-----

世界のリーダー、科学者、教育者、アナリスト、地球戦略家などが平和の旗印のもとに一堂に会したらどうなるだろうか。彼らは、「大規模な監視国家と新世界秩序、より具体的には、一つの世界政府を目指す世界的な軍事的課題」に対する意識をどう高めるか、という最大の関心事について議論しているのです。

2003年に設立されたペルダナ・グローバル・ピース・ファウンデーション(PGPF)は、世界の宗教や指導者間の協力関係を維持することに重点を置いており、今回の会議でも、「学者や思想家が研究を行うためのチャンネルを提供し、世界理解を促進する」という、より大きな目標が掲げられています。22年間マレーシアの首相を務め、現在はこのイベントを主催したPGPFの会長であるマハティール・モハマド博士が率いる新世界秩序に関する国際会議では、多数の専門家が一つの世界政府の議題について発言しました。それにしても、この会議は非常に説得力があります。

モハマド博士(マレーシア首相)が演壇に立った一つの課題は、新世界秩序は、私たちが実際に耳にすることのない法案を主に扱っているということです。彼は、環太平洋パートナーシップ(TPP)は世界経済を支配することを戦略的に目的としており、それを画策した人たちの世界支配にまた一歩近づいたという非難をする。"TPPは自由貿易やパートナーシップのためではなく、"重い規則、規制...訴えられることに国をさらす...そしてTPPの下で考えられたそのシステムを支配する最も強力な経済のため "なのである。それは "自由な貿易 "についてではなく、"規制された貿易 "についてである。

カナダの経済学者で著名な作家であるミシェル・チョイスドフスキー博士によると、「イスラム国」はより大きな嘘のパズルの一部に過ぎないという考えだ。国際会議で講演した。

「私たちは、世界的なレベルで犯罪的な仕事を扱っている...そして、進行中の戦争があり、それは米国が主導し、ワシントンからの命令に従う多くの代理国によって実行されているかもしれない...世界テロとの戦争は米国の仕事であり、それは偽物であり、偽りの前提に基づくものだ。アメリカや西側諸国は、イスラム国家という架空の敵を追っているのだが、実際にはイスラム国家は西側諸国の軍事同盟とペルシャ湾のアメリカの同盟国によって完全に支援され、資金を供給されているのである。...彼らはイスラム教徒がテロリストだと言うが、テロリストは偶然にもメイド・イン・アメリカなのだ。彼らはイスラム社会の産物ではない、それはこの議場にいるすべての人にはっきりとわかるはずだ。テロとの世界的な戦争はでっち上げであり、大嘘であり、人類に対する犯罪である」。

高名な学者たちが、NATOとその支持者たちが、現在の緊急課題であるISISの世界問題に資金を提供したと激しく主張する中、市民ジョーに有利でない世界秩序の根本的な目的に目を向ける必要があります。それは、「戦争のためのレシピ、あるいは平和のためのレシピ」なのです。

会議の全容は以下からご覧になれます。

9 MARCH 2015
PUTRAJAYA INTERNATIONAL CONVENTION CENTRE (PICC)

プトラジャヤ国際会議場(PICC)

 

この記事(A New World Order: "A recipe for war, or for peace?")は、フリーでオープンなソースです。あなたは、著者とAnonHQ.comに帰属するクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で、この記事を再出版する許可を得ています。

-----ここまで-----

 

 動画の中でマレーシア元首相マハティール・ビン・モハマド氏が、「新世界秩序」とは何か。どの様な世界なのかについて語られています。この動画は字幕を出せず、翻訳字幕は付けられないのですが、マハティール氏の演説部分だけ、字幕を付けて動画をアップしている方がいらっしゃいました。

 

1:27~17:57マハティ氏の演説

後半はオーストラリアの現状を写した動画です。

ぜひ、ご覧ください。

 

字幕を文字起こししました。

-----ここから-----

 まず、このような形でフォーラムのテーマを紹介する機会を与えてくれた主催者に感謝したいと思います。テーマは「新世界秩序 戦争のレシピなのか、平和のレシピなのか」。


 私達は、リーダーたちが「新世界秩序」について語るのをよく耳にします。多くの人は、誰かが新世界秩序について語るとき、より良い世界を想像します。安心でき、より豊かな生活、抑圧のない、その様な世界を。しかし、新世界秩序のアイディアは新しいものではありません。とても古いものです。皆さん、直前の登壇者から聞いたばかりですね。どの様な新世界秩序が最初に考えられたのでしょうか。基本的に新世界秩序とは、世界政府を持つ事を意味します。全ての州、国家、国境を廃止し、代わりに唯一の世界政府を持つ事です。そしてその世界政府は「ある人達」によって成り立ちます。エリート達です。非常に富を持ち、非常に知的で、様々な面で非常に強力な人々です。彼らこそがその世界を統治する者です。


 民主主義や国家のリーダーの選択については、あまり語られなかった。その代わり、従おうとしない人たちの為に、政府が作られる事になった。この世界の全ての人に自分たちのルールを押し付けるエリート達によって、その世界では罰があるでしょう。これが当初のコンセプトです。


 しかし、多くの人がこのコンセプトについてを読んだことも知りません。この新世界秩序は古い世界秩序である。という事を知ることが重要です。100年前に考案されたものですが、強国の政治家が「新」と言い続けています。私たちは、この新世界秩序を考案した人たちが、世界政府の実現を諦めないでいないかどうかを問うべきです。


 近年の歴史を注意深く学べば、今でも世界政府を樹立し、国や国家に関係なく、全ての国家、全世界を統治しようと考えている人たちが居る事が分かるでしょう。


 私が「国境が無い」と言ったとき、皆さんはグローバル化や国境の無い世界について、多くの話を思い出すと思います。グローバル化や国境の無い世界は、当初考案された新世界秩序のコンセプトに関連した表現です。彼らは国境の無い世界を望んでいます。そしてグローバル化は進んでいます。もちろん国境はありません。州は存在しないでしょう。国も無いでしょう。ただ1つの世界があるでしょう。そしてその世界は「誰」に統治されるでしょう。


 この新しい世界秩序は、すでに私たちと共にあります。私たちはある人々が世界の人口を一掃できる武器を持っているという段階に達しています。核兵器にはその能力があり、ある国やある人の手に渡っています。それ故に世界は彼らを恐れ、世界が彼らに怯えると、世界は彼らの言いなりになり、世界が彼らに服従すると、事実上、この世界は1つの政府が存在することになります。そして実際、今日行われていることを通し、新世界秩序が推進されているのが分かります。


 例えば、我々はどの国にも政治的に自由が無い事を知っています。言論の自由、自由、人権などの話をする際、それは自身の国の政府に関してであり、国際的には言論の自由はありません。(彼らにとって)間違った事を言えば、彼らの支配下に有る国際的な報道機関で中傷される事になります。間違ったことを言えば、あなたに対して何らかの措置が取られるかもしれません。間違った事とは、今日すでにある新世界秩序の考えを否定したり、拒否したりするような発言です。自分の国の政府を批判することは出来ても、今の世界を動かしている権力を批判することは出来ません。つまり、強力な軍事力を持ち、全ての国の政府を破壊、弱体化する事を厭わぬ新しい世界政府が、既にあるという事です。


 政治的に既に服従している国を除き、全ての国に政権交代を促しているのがわかります。この権力、世界政府に服従するよう、全ての政府が政権交代を余儀なくされるでしょう。あなたが自分の政府を変えることを拒むなら、プロパガンダ、侵略や占領を含む行動により説得され、最も強力な国に従う者によって、トップを排除されるでしょう。言い換えれば、新世界秩序を受け入れている者によってです。これが今日起きているのです。


 中東でこれが起きている事が分かります。彼らは互いに争い、不安定な政府を設置しています。不安定であるが故に誰かに依存し、支援することが出来る人々が、彼らに権威を行使しています。つまり我々は政治を通して、新世界秩序が実行されている様を見ているのです。


 「自由」とは好きなものを見て、好きな人をバカにしても良いという事です。この推進されている道徳観のシステムでは、自由が最も重要なのです。私たちが信じる政治、経済、道徳観の3つの分野において、全てを傷つけようとしている事が分かるでしょう。そうなると当然ですが、生活に必要な全ての物を手に入れるためには、1つの政府、世界政府に服従する必要があるでしょう。そしてこの世界政府は、私達の同意無しに統治することになります。彼らが考える自由、何が正しくて何が間違いなのか、彼らの考えに基づいて統治するでしょう。そしてこれらが実現したとき、新世界秩序は完成するでしょう。我々が今日見ているものはこのプロセスなのです。誰も責任を負わない世界政府の設立です。


 我々にはこの世界を誰が統治するか、選択の余地は全くないでしょう。我々は統治する者達を受け入れねばなりません。彼らは自分たちこそがこの世界を統治するのに、最も適した人間であると考えているからです。つまり、新世界秩序のアイディアはまだあるのです。


 新世界秩序とはただ1つの世界の政府が存在し、彼らの気まぐれや空想で統治するという事です。今日、政治的プロセスに干渉が行われている中東、マレーシアを含む多くの国で、私達が目にしている事は、新世界秩序の設立のためです。


 それでは、新世界秩序は平和をもたらすのでしょうか。それとも各地で戦争を引き起こすのでしょうか。我々は既に中東やベトナムなど世界各地で戦争が起こっている様を見ています。これは新世界秩序を推進する人が、彼らの政府を設立するために必要なのです。また、戦争だけではありません。あらゆる種類の破壊行為が行われ、道徳観の破壊が我々を無気力にしています。何も出来ないのです。そして、これらから得るのは、反対する者が消えた穏やかな墓地でしょう。なぜなら、(新世界秩序)意図は、この世界の人口を減らす事でもあるからです。


 新世界秩序が提唱された当時、世界の人口はわずか30億人でしたが、その目的は10億人にする事でした。現在、世界の人口は70億人です。何十億人もの人を殺す、飢え死させる、出生を妨げる。この世界の人口を減らすために必要になるでしょう。これが、苦しみそして死んでいく人達に用意されている事です。


 穏やかな墓地はあるでしょうが、戦争はあるのでしょうか。もちろん、戦争はあるでしょう。我々は既に目にしています。新世界秩序を推進している国での戦争ではありません。その他の場所での戦争は、彼らが屈服するよう弱体化させ、不安定にするための手段なのです。彼らは大国が提案する新世界秩序に服従するでしょう。つまり、両方の可能性があります。穏やかな墓地か、もしくは戦争か。世界は彼らの手の中にあるでしょう。


 本日は新世界秩序についてご意見を頂戴するため、多くの方にご参集頂き感謝しております。私から新世界秩序とは一体何なのかをご説明させて頂きましたが、ご参集頂きました皆様から、より多くを学ぶ事が出来ると思っております。国際会議「新世界秩序 戦争のレシピか平和のレシピか」を開催する機会を与えてくれた主催者に感謝を申し上げます。

-----ここまで-----

 

 この演説を聞いて、現在の状況を注意深く検証してみると、真実が見えてくると思われます。コロナ禍はまさに”人口問題”の取り組みだと思われますし、ロシアとウクライナの問題も「新世界秩序」の延長線上にあることが分かります。

 

過去記事:ロックフェラー財団と人口問題。そして今を思う。

過去記事:ウクライナ問題と台湾問題の考察

過去記事:ウクライナ問題は偽旗作戦なのか

 

 

 日本の政策についても同様で、完全に間違いである緊縮財政、歪んだ税制、貧困化及び愚民化政策といえる構造改革。

 

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過去記事:希望退職を募る上場企業が増加中。国民総貧困時代へ進む日本。

過去記事:真の所得倍増の為に知っておくべき消費税と社会保険料。

 

 

 中共に土地(国土)を爆買され、最新技術は盗まれ放題。しかもそのスパイに助成金まで出している。媚中・従中政治家が中共の指示で法律や制度を改悪(無ければ創作)し、自分の利権とお金のために「日本」を売っている。

 

過去記事:中国共産党に媚びていたら、日本の未来は無い。 戦略を立て直そう!

過去記事:北海道における中国侵略の最新情報

 

 

 日本を代表する企業はバラバラにされて外資(国際金融資本=グローバリスト)に売却され、世界に誇る技術を持った大企業はどんどん駆逐されています。そして、これらはアメリカの国際金融資本=グローバリストによる戦略であり、彼らからの指示を彼らの従う売国奴達が行ってきたことによります。

 

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そして、「新世界秩序」はどの様な人達が進めているのか

過去記事:グレートリセットはどんな人達により進められているのか

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 まずは現状を認識するために、出来るだけ情報を収集し、それらを検証しています。そして、自分が出来ることを考え実行する。1人の人の力は限られていますし、極僅かですが、1人でも多くの人と協調することが出来れば、現在の誤った方向を修正することは可能だと思っています。そのためにも知り得た情報は全てここで共有していきます。