ラストです
リンパ腫に罹ったぷにの闘病記は
以前 詳細を書いたので
ここでは省略しますが
わたしは ぷにの病気を治そうと
リンパ腫について調べまくり
色んなねこの飼い主さんのおすすめを試して
様々な手を尽くしました
そして診断されてから2年
ぷには生きてくれました
途中に何度も下痢や嘔吐をして
具合が悪くなることもあったり
痩せ細って
あちこち禿げてしまったり。
それでも生きてくれて毎日本当に幸せでした。
いつその日が来てもいいように
一緒に過ごせる時間を大切にして
毎日ぷにを抱きしめていました
そして2022年5月
美味しいごはんをいっぱい食べたあと
お腹を壊して脱水症状になり
自分で歩けなくなり
病院に連れていっても回復せず
最後は部屋の隅っこに隠れていました
娘と主人とわたしの三人 交代で
一晩中ぷにのそばにいて
大好きだよ 愛してるよ
ありがとうね
とずっと話しかけて・・・
そして
朝の5時に容態が急変
急いで動物の救急病院に駆け込みましたが
病院に着いた時には
ぷには息絶えていました
主人は倒れこむようにしゃがんで
声を抑えきれず 嗚咽していました
そんなふうに彼が泣くのを
見たことがありません
わたしは悲しすぎて
自分がどんな状態だったのか
よく覚えてません
早朝だったので自宅でまだ寝ていた娘に
電話をかけ
ぷにが逝ってしまったことを告げました
病院に駆け付けた娘も
号泣しながら
ずっとぷにを抱きかかえていました
病院側に もうそろそろ・・・
と追い出されるまで
わたしたちはずっと交代でぷにを抱っこして
ずっと泣きながらお別れをしていました
しつこい こいつら・・・
と、病院の方たちは きっと辟易していたはず
ずっとずっと
三人でわんわん泣いていました笑
翌日は娘パトリシアの高校の卒業式で
わたしと主人は泣き腫らした顔をかくすため
サングラスをして
セレモニーに参加。
途中何度もぷにを想い 涙があふれましたが
幸い卒業生の親が感激して泣いている
感じでごまかせたような。。。
こちらでは高校の卒業生がかぶる帽子
(卒業と同時に大学生が空に投げる角帽です)を
手作りで好きなように飾り付けるらしく
パトリシアは
ぷにとリッキーが
並んでいる姿を
そしてぷにの頭の上には 天使の輪っかを
帽子に飾っていました
その帽子をみて ふと
パトリシアの卒業まで
ぷにはがんばってくれたんだなぁ
と気づきました
ずっとぷにの完結編を書きたかったけど
ぷにを想うと胸がいっぱいになり
めそめそした文になるので
自信がありませんでした
でも
ぷにはたくさんの愛情を
わたしたちに注いでくれて
たくさんの幸せをくれたから
ぷにを想うとき
たくさんの愛を贈って
ありがとう
と幸せな気持ちで
ぷにを思い出したいと思います。
ぷにちゃん 本当に本当にありがとう!