「心屋流、すっごく！うまく方法」著者の
心みねこです
昨日の師匠のブログ↓
チラリズム、ワタクシも登場
宿題をやらずに立派な子というのは
うちの長男
我が家は「勉強しなさい」は
言わなかった方だとは思う
けど「宿題」には対立した
長男は「宿題はやらないためにある」を
豪語していて
ぢんさん同様、わたしも
なんの疑いもなく、
苦しみながらも
宿題やってくひとだったので
「宿題はちゃんとやるべき」の
わたしを驚かせたっけ
やっていかない彼は
成績はいつもビリから
数えた方が早くて
中学３年の頃は
２８０人くらいいた生徒の中で
最後に６人しかいなかった時は
わたしもさすがに焦った
が、それでも彼は宿題はせず
好きな熱帯魚に夢中になって
わたしは休みのたびに
熱帯魚屋に連れていかされた
妙に弁が立って
説得力があるから
あの子が言うと
熱帯魚がこの世で一番素晴らしい物に
聞こえるから不思議
そして熱帯魚飼育のレベルは上がり
ヒーターだ水槽だ、海水魚と買わされる
海が魚類が好きが高じて
普通高校は選ばずに
水産高校に推薦で受験
当時のその高校は
県内レベル、偏差値が下から二番目
落ちるはずがないと思ってたら
・・・・
・・・まさかの不合格・・( ﾟ-ﾟ)( ﾟﾛﾟ)(( ﾛﾟ)ﾟ((( ﾛ)~ﾟ ﾟドッポーン
どんだけ頭悪いの？って
あの頃は、心底、心配した
まぁ、一般受験で入れたけど
（一般で落ちることはまずない学校）
高校はとても合っていて
中学では、もう数日休むと
不登校ですってくらい
よく学校休んでたのがウソのよう
海好き、魚好きだったから
楽しかったらしく休むことは
なくなった
２ケ月半の遠洋航海も船酔いもせず
マグロ捕ったり
缶詰め作ったり
さまざまな船上経験を
積んできた
その彼も３年になった
当時のその高校はレベルが低く
高校になっても微分、積分を習わず
英語は中１レベル
卒業してほとんどの子は就職する
彼もてっきり就職かと思ったら
大学に行きたいという
オイオイ
そのレベルじゃ無理だよーと
思ったけど
運よく推薦で某大学の水産学部に
入れちゃった
長男はわたしの後輩にあたります
あの高校は生徒の進学率が少ないから
推薦枠に余裕がある
実は穴場高校だった
しかも、生徒の進学率が少ない分
先生の面倒見が良かったのも運が良かった
中学のとき、その高校に行くのは彼たった一人
みんなが秋田市の高校に通う中
秋田市から男鹿まで片道1時間の
電車通学
大学もまたその高校からたった一人
北海道に渡る
「みんなが行くから」よりも
彼は「いつも自分のやりたい」を選んだ
「みんなが行くから」で選ぶのは
安心を得たいから
「みんなが行くからいい」
という価値観、常識
あの頃、長男のおかげで常識が覆った
ところが大学に入って、さぁ、大変
なんてたって、同級生はみんなフツーに
微分、積分できるし
英語も彼のやってた中学レベルではないのだ
彼は猛勉強を始めた
独学で水産学の論文が読めるくらい
英語を勉強した
４年になると海外の教授と
日常会話できるくらいにまでなってた
あんなに勉強しなかった子が
さらに大学院に行きたいという
しかも私立から
今度は別な国立大学の院
難易度は相当なもの
３年目に晴れて国立大学の院生となった
あの、下から数えて何番目だった子けど
最終学歴は某国立大学院卒
・・・・ウソーッ
嫌いなことはやらない分
エネルギーを蓄えていたんだな
いざ、やりたいことが見つかると
そこに向けてパワー炸裂、集中して取り組める
やりたいことをやるために
苦手だったことにも取り組む
その頃には嫌いだったことが
やりたいことを活かすツールに
変わってるから頑張れちゃう
今にして思えば
「好きなことだけをしていく」の成功例を
わたしは子どもを通して
見せてもらってたんだ
当時は
「これでいいのぉ？」と不安にもなったけど
ずっと、長男はわたしに
「好きなことしていいんだよ」を
教えてくれてたんだな
やりたくないことはやらない
欲しいものは欲しい
好きなことには粘る、
あきらめない
手に入れるまでのプレゼン力が
現在、学会でも発表する彼の仕事にも
大いに影響していると思われます(笑)
結果、手に入れるから
安物買いの銭失いはしない
わたしはずっとしてたけど。(´д｀lll)
人に迷惑をかける
就職だと思ってたのが、まさかの８年大学生活
私立に６年、国立に２年
私たちは学費と仕送りで四苦八苦
譲らないから周りが折れる
周りはしょうがねーなぁと思いつつ
満足げな彼を見てると許せちゃう
夢を追う姿に応援したいという気になった
彼はワガママを通した分
人に優しくできる
帰省すると、じいちゃん、ばあちゃんを必ず
ドライブに連れていくなど時間を共有する
わたしは長男が高校の頃
ＰＴＡ役員をしてた
父兄からは「アンタみたいな頼りない親で
子どもはずいぶん、しっかりしてるな」って
言われたっけ
結婚が早かったから、他の父兄に較べ
若かったあの頃
まぁ、いろいろと誤解もされましたっけ
親は頼りないくらいでちょうどいい
現在、長男は大好きな海洋関係の仕事に就いている
photo ｂｙ 長男
しかもその後、民間から一人抜擢された彼は
現在は海洋関係の国家プロジェクトに
関わっている
海外の学会に代表として赴むくことも
あるそうだ
ニューデリー、シンガポールなどなど
英語で水産学、海洋ロボットの説明を
世界の研究者に向けて発表するのだそう
あの学校の成績、宿題問題はなんだったん？
っていうくらい
宿題しない息子はエリートに転身しております
関連記事
宿題がやりたい子はやればいい
ただ、やりたくないならそれをしない分
好きなことにエネルギーを全力投球できるよね
とはいっても今のところ
宿題はマストだから子供はあらがえない
どこまで、子どもを信じて
宿題をやらない子どもを
見守ってあげられるかどうかかな
↑これが自分を信じることにもつながる
長男に
宿題はどうしてたの？と訊いたことがある
そしたら
「いつもちゃんとやってくる子、何人かに
順番に写させてもらってた」だって
うーーーーん、ゲスイ(≧∀≦)
長男の軌跡を見て、心屋の考えを知ると
な～～～～んだ、それでよかったんだぁ
とヘナヘナする母であった
一昨年のわたしの3回目の結婚式にて
昨年の長男婚約報告パーティーでは
元夫、今夫に祝ってもらった
そして長男、これまたエリートな娘さんと入籍しやした
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