掌の上で海鞘の旨味を確かめる 5月25日(木) | 100キロ走って宮古に魚を買いにいく。

100キロ走って宮古に魚を買いにいく。

盛岡の海鮮居酒屋「海ごはんしまか」の専属魚仕入れ人による、毎朝の宮古市魚市場の様子と、
買い付けたものを中心とした宮古の魚介類を写真多用でリポートするブログです。

7月中頃あたりまでの月曜と木曜の朝は

大好評の宮古オリジナルブランド魚

「宮古トラウトサーモン」の水揚げと販売です。

 

午前6時頃。魚市場前の岸壁は準備万端です。

 

ほどなく宮古湾内の養殖イケスから「宮古トラウトサーモン」を満載した定置網漁船がやって来ました。

 

漁港に到着。一気に活気に包まれます。

 

すぐに手際よく漁船船底のイケスから生きたままの魚が網で掬われてサイズ分別の作業へ。

 

機械ではなく、経験豊富な漁師さんたちがサイズごとに分けていきます。

 

今朝は6トンの水揚げとのこと。

 

暴れ回るよく太ってイキのいい銀鱗たち。

 

サイズ分けされたトラウトサーモンは、大・中・小・ピン・ピンピンと、

サイズごとに分けられた後(他にオス・キズの分類もある)セリと入札に掛けられます。

画像は大サイズ。大は3尾1セットでトレイに入れられ並びます。

 

その大サイズを今朝も15本買い付けました。

 

 

さて、一方こちらは藤の花が咲く頃から美味くなると言われる三陸名物ホヤ。

 

三陸では、久慈や種市あたりの北三陸以外はほぼ養殖ホヤとなります。

 

ご覧のように吸水口と出水口が、それぞれ➕と➖になっています。海の神様っていると思います。

 

剥いたカキ。今朝はそれなりに量が出ました。たっぷり買って来ました。

 

今朝の生ウニはこれだけ。値段は安定して来ました。

 

刺し網で採れたアメマス。海に棲むイワナと同種の魚、みたいな感じです。