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甲斐源氏 武田氏館「躑躅ヶ崎館」に建つ「武田神社」の境内を散策します。

信玄公 御使用井戸
躑躅ヶ崎館の中心部掘られた井戸で、当時の生活を偲ばせる貴重な遺構です。


姫の井戸のお水
この水は境内「姫の井戸」のお水です。
「姫の井戸」は躑躅ヶ崎屋形の内でも其の生活の中心となる場所に有り、一説によると信玄公のご息女誕生の折、産湯に使用した事に因り「姫の井戸」と名づけられたと云い、また「茶之湯の井戸」とも言われ、この井戸より発見された茶釜等の品々が現在方仏殿に展示されており、当時の生活を推測する貴重な資料であるとともに、この茶釜は勝頼公(信玄公継嗣)が京よりの客をもてなす茶会の折使用した茶釜とも云われており、屋形内で茶を点てるときにはこの井戸の水を用いたと伝えられております。 武田神社々務所 -案内板より


甲陽武能殿
「甲陽」とは、命名者 観世喜之師の座右の書である、甲斐武田氏の軍学書「甲陽軍艦」より引用されている。「甲陽」の意は甲斐の国の輝く様を表している。
武能とは、武田氏の「武」であり能楽の「舞」と同じ音につながり、古来より武芸を嗜む者は同時に舞をも嗜み、その拍子を己の武芸に取り入れたと伝えられている。
この武田の社に築かれた輝かしい舞台において、能楽を始め神楽また演武といった芸能が未来永刧演じられる事を願い命名された。 -武田神社公式Webより


「風林火山の軍旗・孫子の旗(実物)」「吉岡一文字」「金小実南蛮胴具足」
などを見学する為に宝物殿へ。


武田神社宝物殿
武田神社御宝物の白眉は三條家より寄進された「吉岡一文字」の太刀であり、国の重要文化財に指定されております。この太刀は神社ご創建以前の明治13年の明治天皇様の本県行幸啓の際、供奉の三條實美太政大臣と信玄公正室の三條夫人との縁により、神社創建を祈念して奉納された同家伝来の名刀であります。そして、大正8年の神社ご創建以来全国の武田家関係者より同家ゆかりの遺宝等をご奉納戴き、昭和47年に開館致しました。
収蔵されております品は歴史的、文化的価値もさることながら、それらに対峙しておりますと、戦国の世に文字通り命を賭けて天下統一の夢に、また、内政に心血を注いだ武士(もののふ)の情熱を感ぜずにはいられません。-武田神社公式Webより

武田好きにはたまらない貴重な品々が展示されてましたが、
残念ながら撮影禁止でした。
展示品(宝物)の写真などが載っている冊子などはないかとお聞きしましたが
「以前はあったが今はない」との事。非常に残念です。


日本100名城スタンプ 武田神社 御朱印
武田氏館(24)


武田神社 御朱印 武田神社 御朱印
百鬼丸(立) 百鬼丸(座)
つづく
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