~北へ~(413)76日目⑤ 越中国一宮 雄山神社 前立社壇Ⅱ・旅泊地 | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
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日本一の暴れ川と称される常願寺川の脇に鎮座する
「雄山神社 前立社壇」にきております。

  
 重要文化財 雄山神社前立社壇本殿
 概説
雄山神社前立社壇の起源は定かではないが、岩峅の地名は、磐座(神、精霊が来臨する岩石の座)に通じるとされ、小字名の「岩坂」も「磐境」の神聖な意味から転じたものと思われる。
立山山頂にある峰本社の里宮として創建され、古くは大宮立山寺と呼ばれ、江戸時代には岩倉寺、そして明治時代には岩峅寺雄山神社遙拝所と呼ばれてきた。
社伝によると、、建久2年(1191年)に源頼朝が再建し、明応元年(1492年)足利義稙(よしたね)によって修復されたとしている。
その後も富山城主・佐々成政の庇護を受け、加賀藩前田家の所領後は、藩主一族の武運長久、息災延命、五穀豊穣などを祈る祈願所として厚く保護された。
本殿は和様の斗栱組で、五間社流れ造りである。一間大面取りの向拝を付けて高い階段を覆い、下は浜床の様式をとり、総体は素木造りである。
昇り階段下の向拝柱は角柱で、大斗をのせ、その上に虹梁を懸げ、木鼻は象形で芭蕉葉図案を手挟によって屋根に取り付けている。
また本殿は、大丸柱上に大斗をのせ、柱間には中央に神紋、双方に日、月、その他の図案彫刻を施こした蟇股をはめ込んでいる。
破風の拝下には「いの目懸魚」を懸げ、屋根はもと柿葺であったが、現在檜皮葺である。
とくに蟇股彫刻や向拝の手挟、木鼻などは、室町中期の様式を示している。
明治三十九年四月十四日付けで特別保護建造物に指定され、文化財保護法の施行によって、国指定の重要文化財となる。     立山町教育委員会
 -案内板より


       
    社号額


 本殿
源頼朝、足利義稙、佐々成政らの有力者によって手を掛けられてきた建物で、明治39年(1906年)4月19日に国の重要文化財に指定された。間口5間の本殿は北陸最大と言われる。 -wikipediaより


 摂社  刀尾社たちおしゃ
例祭 9月15日
御祭神  伊佐布魂命(刀尾天神)いさふみたまのみこと(たちおてんじん)
刀尾天神は岩峅寺集落の氏神として祀られてきた。社殿は前立社壇御本殿修理の際、御神体 遷座せんざの 假殿かりでんとして用いられるとこから通称 御假殿おかりでんと云う。昭和15年(1940年)の国幣小社昇格に際し、現鎮座地に 遷うつり整備される。
 -雄山神社 前立社壇公式Webより


      
 末社  稲荷社いなりしゃ(左)
例祭 8月21日
御祭神  宇迦之御魂神(倉稲魂命)うかのみたまのかみ(うかのみたまのみこと)
昭和15年(1940年)の国幣小社昇格に際し、現鎮座地に 遷うつり整備される。
 -雄山神社 前立社壇公式Webより


 末社  八幡宮はちまんぐう(右)
例祭 8月25日
御祭神  応神天皇おうじんてんのう・ 神功皇后じんぐうこうごう・ 稲脊入彦命いなせいりひこのみこと・ 菅原利家すがわらのとしいえ・ 佐伯有頼さえきありより・ 大國主命おおくにぬしのみこと・ 天照大御神あまてらすおおみかみ・ 天日鷲命あめのひわしのみこと・ 保食神うけもちのかみ・ 大日孁貴命おおひるめのむちのみこと・ 長白羽命ながしらはのみこと・ 若年命わかとしのみこと・ 積羽八重事代主命つみはやえことしろぬしのみこと・ 志那津比古命しなつひこのみこと・ 志那津比女命しなつひめのみこと・ 天宇受賣命あめのうずめのみこと
明治2年(1869年)神仏分離の際、 霊壇れいだんを祭り八幡宮と改める。昭和15年(1940年)には新宮社祭神大國主命、神明宮祭神天照大御神、保食神、岩崎社祭神天日鷲命、天神社祭神長白羽命、若宮社祭神大日霎貴命、若年命、西宮社祭神積羽八重事代主命、風宮祭神志那津比古命・志那津比女命、嬰文社祭神天宇受賣命の8社は社殿破壊の為、八幡宮に 合祀ごうしされ、現在に至る。
 -雄山神社 前立社壇公式Webより


      
 玉垣内にある御神木             境内にある御神木

 
 昭和天皇御製
  立山の空に聳ゆるををしさに ならへとぞ思ふみよのすがたも


       
         越中立山・岩峅
       雄山神社(前立社壇) 御朱印



本日の旅泊地・徳光PA 車中泊




第76日目終了

本日の走行距離 243km




                               つづく







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