~北へ~(340)63日目⑤ 臼別温泉・旅泊地 | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

 
             北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら





この季節、北海道では多くの村祭りが行われています。



青空になってきました。



街はずれで車を停めて、地図を確認。



この先、国道に進むのですが、少し先に温泉がある様なので行ってみました。



 湯とぴあ臼別
急峻な沢の緑に覆われたログハウス風の湯小屋にある無人温泉
 国道229号線から林道を約3キロ走ると見えてくる町営の無人温泉で、急峻な沢の緑に覆われたログハウス風の外観を持ち、すぐ脇には小川が流れていて、秋には周りの木々が紅葉する素晴らしい景色を眺めながら湯あみを楽しめる。「クマ出没注意」と書かれた看板があるほどの山奥にある野趣溢れる200年以上の歴史がある秘湯だ。
 入口に設置された箱に清掃協力金100円を入れて中に入ると、男女別の脱衣所があり、男女の境が大岩と壁で仕切られた露天風呂と内湯がある。
湯は少し熱めの白濁した、加水、加温、循環が一切されていない天然温泉で、名湯として古くから町民や観光客に親しまれている。
-檜山振興局Webより


 
 臼別の大人(おおびと)伝説(えみしのさえき、菅江真澄より)
昔、旅人が鰊番屋の人たちと臼別の温泉へ行った。老人が云うには「この湯に知らない旅人が、うっかり来てはならない」疑問に思うと、耳元に口を寄せ、臼別には大人がいる。大人は口は耳まで裂け、身の丈高く、恐ろしい形相をしている怪物。あの高い崖からドンドロ(大木を三尺くらいに切ったもの)や大石をころがし落とし、湯にはいっていようものなら大変。また、温泉に入っていると、いつの間にか普通の人に化けた大人がいる。うっかりしていると、人の身の筋を抜き取ってしまう。臼別には、このようなものが住んでいるので、大人と羆のことは決して口にしてはならないと旅人に囁いた。
-案内板より


 
 秘境いで湯の臼別温泉
俊嶺遊楽部を源に峡谷を蛇行、流れも疾し清冽な水、蕩蕩と臼別川を流れる、春は樹々が若芽を吹く、夏は蒼翠滴るが如し、秋は彩鮮やか錦なす、冬は樹氷の花開く、四季移ろいの景観を湯船につかり堪能す、蝦夷地の秘境ここは伝説伝わる臼別の温泉。
寛政元年(1789年)民俗学者菅江真澄この温泉で湯浴し、歌を詠み文を記す「深い谷の底を流れる渓流にたぎり混じって湧き出る湯、二十尋ばかりの高岩にかかって滝のように落ち流れ落ちる湯、小屋もなし自然に湧き出た温泉、熱さが身にしみるような湯。いずる湯のけぶりの末にさくら鼻、こずえは、はるの色にかすみて」
-案内板より




国道に戻り、海沿いに戻るとすぐに道の駅。



本日はここ「道の駅 てっくいランド大成」にて車中泊する事に。


第63日目終了

本日の走行距離 208km




                               つづく








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