北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら
蝦夷富士に向かう為に海沿いの道から内陸へ。


走っていると河原に「ばん馬」のコースを見つけて、行ってみました。
途中の坂道は可也の高さでした。

その先の道路脇には、駅の様な建物が。


見に行くと駅です。「幌似鉄道記念公園」とありました。

国鉄岩内線は明治44年10月函館本線小沢駅から分岐して岩内駅にいたる
14.9kmを起工し、大正元年11月1日開業したが、日本国有鉄道の改革
により昭和60年6月30日廃止となった。
この公園は、73年の長きにわたり地域の発展に寄与した鉄道施設を広く住民
に公開し、合わせてその歴史を保存することを目的に旧幌似駅構内敷地に昭和
63年10月に設置したものである。
その後、旧岩内線跡地が共和町と岩内町を結ぶ国道276号のバイパス
「岩内共和道路」として新たな活用が図られることとなり、平成19年に現在
の位置に公園施設の移設を行った。
平成19年11月 共和町 -案内板より


駅舎内も当時の面影が残ります。四国九州・本州・北海道それぞれの旅のしおり棚、運賃表、きっぷうりば、手荷物小荷物取扱所・一時預り所の札、さよなら岩内線快速いわない号のヘッドマーク、鉄道保安用具が展示されています。1985年3月改正の発車時刻表がそのまま残されており、小沢行または倶知安行は8本、岩内行は7本あったことがわかります。
-北海道ファンマガジンより








この幌似駅は、昭和四十二年(1967)11月公開の映画「旅路」の中で、
主人公・室伏雄一郎(演:仲代達矢)の勤務していた函館本線塩谷駅の
ロケ地として使用されました。
つづく
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