~北へ~(326)46日目⑬ 博物館 網走監獄Ⅺ | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

 
             北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら


煉瓦造りの独居房です。



独居房には、窓がなく、扉は二重、しかも煉瓦の壁の厚さは、40cm以上。
刑務所の規則の移り変わりにあわせ「懲罰房」「鎮房」「保護房」と
呼び名も変わったそうです。



その横に無造作に置いてあったのは、網走刑務所の外壁の一部です。



網走刑務所では、明治時代末期より、本州の監獄から煉瓦造りの技能を
持った囚人を受け入れて煉瓦を焼き、出来上がった煉瓦を使い、塀や門、
倉庫、独居房などの様々な施設を造りました。



囚人を見張る所、哨舎は所内に8か所設置されていました。
ここに移築した哨舎は昭和60年頃まで実際に使用されていたものです。


 
現在の網走刑務所は「釧路監獄署網走囚徒外役所」として開設。
その後「網走囚徒宿泊所」と改称され、明治二十四年には、
「釧路集治監網走分監」→「北海道集治監網走分監」と改称し、
独立した集治監となります。


 創建当初の木造の門



明治三十六年(1903)「網走監獄」と改称。
大正11十一年「網走刑務所」と改称されました


 囚人の食事を試食することのできる食堂


            





                              つづく