北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら
続く建物も国の重要文化財です。

教誨堂(明治四十五年建築)です。

この建物は教誨事業の行われた講堂で、教誨とは収容者対して行う
精神的、倫理的、宗教的な指導のことです。僧侶や牧師さんが受刑
者に人の道を説き、更生へと導くように尽くした場所でもあります。


内部は板張、無柱の大空間一室で、正面舞台と左右に脇室を供え、

天井は蛇腹を二重に廻し折り上げ、丸形の中心飾りが
三箇所付けられ、飾り電灯が吊下ります。


和洋折衷の素敵な建物でした。
つづく